TOEI「僕愛・君愛」で宮沢氷魚、橋本愛、蒔田彩珠ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2022年9月28日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は10月8日に丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で「僕が愛したすべての君へ」と「君を愛したひとりの僕へ」の声優による公開記念舞台あいさつを開く。

10月7日から一般公開されるアニメの「僕が愛したすべての君へ」((C)2022「僕愛」「君愛」製作委員会)。

8日9時30分の回、「僕が愛したすべての君へ」の上映終了後に、声優で主人公「高崎暦」役の宮沢氷魚さん、ヒロイン「瀧川和音」役の橋本愛さん、蒔田彩珠さん、水野美紀さんらが舞台に登場してあいさつする。

8日13時の回、「君を愛したひとりの僕へ」の上映前に、声優で主人公「日高暦」役の宮沢氷魚さん、ヒロイン「佐藤栞」役の蒔田彩珠さん、橋本愛さん、水野美紀さんらが舞台に登場してあいさつする。

「僕が愛したすべての君へ」と「君を愛したひとりの僕へ」は2016年に乙野四方字(おとの・よもじ)さんがハヤカワ文庫JAから刊行した小説が原作で、「僕が愛したすべての君へ」は監督が松本淳さん、脚本が坂口理子さんで、タツノコプロ内の新レーベル「BAKKEN RECORD(バッケン・レコード)」がアニメ制作を担当した。

同時公開される「君を愛したひとりの僕へ」((C)2022「僕愛」「君愛」製作委員会)。

「君を愛したひとりの僕へ」は監督がカサヰケンイチさん、脚本が坂口理子さんで、「名探偵コナン」シリーズのトムス・エンタテインメントがアニメ制作を手がけた。

この2作を読むと互いの世界が絡み合っている様子が見えてくることで人気を集めた、小説「僕が愛したすべての君へ」と「君を愛したひとりの僕へ」を、2作同時にアニメ映画化した。並行世界を行き来することができる世界を舞台に、同じ名前を持つ2人の少年がそれぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちる姿を描くラブストーリーとなっている。

東映では「並行世界を行き来することができる世界の同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリー。この2作品はそれぞれの物語が独立しているが、2作読むとふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っていることに気づく、斬新な設定が隠されている」としている。

「僕が愛したすべての君へ」の物語は両親が離婚し母と暮らす高校生・高崎暦がクラスメイトの瀧川和音から突然声を掛けられるところからはじまり、和音は85番目の並行世界から来たと話し、その世界で彼女と暦は恋人同士なのだという。そんな和音にいつしかひかれていく暦だった。

「君を愛したひとりの僕へ」の物語は、両親が離婚し、父と暮らす小学生・日高暦が、父の職場で佐藤栞という少女と出会う。暦と栞は互いにひかれ合うが、やがて親同士が再婚することに。2人は兄妹にならない運命が約束された並行世界に駆け落ちする。

チケットはチケットぴあを通じて、最速抽選とプレミアムを受付中で29日11時締め切り。また、先行抽選も受付中で、30日11時締め切り。10月1日10時から一般発売する。料金は全席指定で2100円均一。