丸善丸の内で長谷川義史の「だじゃれむかしむかし」原画展

【銀座新聞ニュース=2022年10月3日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は11月7日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで長谷川義史さんによる「だじゃれむかしむかし」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で11月7日まで開かれている長谷川義史さんの「だじゃれむかしむかし」原画展に展示されている表紙。

絵本作家でイラストレーターの長谷川義史(よしふみ)さんが10月に「だじゃれむかしむかし」(理論社、税込1540円)を刊行したのを記念して原画展を開いている。今回は12枚の原画を展示している。

「だじゃれむかしむかし」は2009年に「だじゃれ日本一周」、2017年に刊行した「だじゃれ世界一周」に続く第3弾で、「むかし むかし」で始まる話のタイトルで、見開きごとにダジャレを楽しめる。浦島太郎×赤ずきんちゃん、こぶとりじいさん×花咲かじいさんなど、夢のだじゃれが競演するという内容だ。

長谷川義史さんは1961年大阪府藤井寺市生まれ、大阪府立長野北高校を卒業、デザイン会社に就職し、グラフィックデザイナーを務め、その後イラストレーターに転向し、2001年に「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」(BL出版)で絵本作家として活動をはじめた。妻は絵本作家のあおきひろえさん。

2003年に「おたまさんのおかいさん」で講談社出版文化賞絵本賞、2004年、2007年、2009年に「けんぶち絵本の里」大賞、2005年と2008年に日本絵本賞、2008年に「ぼくがラーメンたべてるとき」で小学館児童出版文化賞、「だじゃれ日本一周」(理論社)で第3回MOE絵本屋さん大賞第3位、「へいわってすてきだね」(ブロンズ新社)で第7回MOE絵本屋さん大賞第1位に選ばれている。

開場時間は9時から21時(最終日は19時)、入場は無料。