【銀座新聞ニュース=2022年11月24日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は11月28日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「すずめの戸締まり」の監督らによる「御礼“お返し申す”」の舞台あいさつを開く。
興行通信社によると、「すずめの戸締まり」は11月11日に一般公開され、12日、13日の初週1位、19日、20日の2週目も1位と連続して首位になっている。また、累計では動員299万人、興収41億5400万円を超えている。
これを記念して、28日16時10分の回上映終了後に、監督の新海誠さん、声優で主人公の「岩戸鈴芽」役の原菜乃華さん、「宗像草太」役の松村北斗さんが舞台に登場して、「御礼“お返し申す”」と題して、あいさつをする。その際に、事前に作品に関する質問を受けつけており(https://ssl.toho-movie.com/senden/suzumenotojimari_1128ba/)、24日15時まで投稿でき、28日のあいさつの際に回答するかもしれないとしている。
ウイキペディアによると、「すずめの戸締まり」は「君の名は。」と「天気の子」で大ヒットを記録したアニメ監督の新海誠さんが、こんどは日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出る少女の冒険と成長を描いた長編アニメで、新海誠さんのオリジナル脚本となっている。主人公の17歳の女子高校生の岩戸鈴芽の声優は、女優の原菜乃華さんが、オーディションを経て抜てきされた。
物語は九州の静かな町で暮らす17歳の女子高校生の岩戸鈴芽(すずめ)が、ある日、登校中に扉を探している青年・宗像草太に出会う。彼の後を追って山中の廃墟で見つけたのはある一つの扉だった。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばす。そこにあったのは広い草原とすべての時間が混ざりあった空があった。
その後、2人の前に人間の言葉を話す謎の白い猫、ダイジン(同・山根あんさん)が現れ「お前は、邪魔」と話した瞬間、草太は鈴芽がまだ幼い頃に使っていた椅子に姿を変えられたのだった。やがて、日本各地の「災いの扉」が開き始める。
扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだった。
チケットは現在、パソコン、劇場窓口で販売中。料金は一般2100円、大学生・専門学校生1700円、高校生以下、ジュニア(3歳から中学生まで)、障がい者1200円、シニア(60歳以上)1400円。