フード協、外食10月15%増、19年比で初のプラス、FF堅調続く

【銀座新聞ニュース=2022年11月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)は11月25日に10月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

コロワイド傘下のレインズインターナショナルは「牛角八重洲日本橋店」(中央区日本橋3-7-7、小村ビル、03-6202-1129)など「牛角」全店で「牛角熟成カルビ」(画像、税込759円円)を販売している。米国産のブラックアンガス種の「グレード」を使用している。また、11月29日が「いい肉の日」にあたることから、28日から2023年1月9日まで1ポンド(約450グラム)の「思いっきり牛角カルビ盛り」(3058円)を販売する。

それによると、10月は11日より「全国旅行支援」や「水際対策の大幅緩和」が始まり、全国で人の流れが活発化し、おおむね店舗数減少の中でも客数増となり、価格改定による客単価増とあいまって、全体の売り上げは前年同月比14.8%増で、2021年12月から11カ月続けてプラスとなった。業態によって差異はあるが、全体では2019年比5.5%増と、初めてコロナ以前を上回った。しかし、新たに「インフレとの戦いという難問に直面している」という。

業態別では、ファーストフード(FF)業態は、テイクアウト、デリバリーの堅調に加え、店内飲食も戻り、全体としては9.9%増(2019年10月比18.0%増)となった。2021年3月から20カ月続けてプラスとなっている。

「洋風」は秋の定番メニューと新商品の好調に、宣伝効果もあり、10.8%増。「和風」は朝食の販売促進とデリバリーの増加などで、11.0%増。「麺類」は季節限定メニューが好評で13.0%増。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、「持ち帰り米飯」でのサイドメニューの増加や価格改定による客単価上昇で5.1%増となった。

ファミリーレストラン(FR)業態は、店内飲食の回復に伴い、各地の営業制限が続いた前年との対比で20.3%増と2022年3月から8カ月続けてプラスになったが、2019年比では3.3%減にとどまっている。夜間の客数の戻りは鈍く、来店目的が明確な専門店ほど回復傾向が強い。

物語コーポレーションが運営する「牛たん大好き 焼肉はっぴぃ人形町店」(中央区日本橋人形町1-4-13、重本ビル、03-6661-7308)など「牛たん大好き 焼肉はっぴぃ」は11月29日からグランドメニューをリニューアルする。「はっぴぃ花咲き牛たん(たん元)」をはじめ、「幸せはっぴぃ7(セブン)」などがパワーアップして登場する。

「洋風」は、主に昼間の客数が順調に回復し、21.3%増。「和風」は、訪日外国人観光客(インバウンド)需要に回復の兆しがあり、20.6%増。「中華」は、テイクアウト、デリバリーが堅調で18.3%増。「焼き肉」は価格維持の店舗がある中でも、客数増により18.2%増。

パブ・居酒屋業態(飲酒業態)は営業制限のあった前年との対比では、49.7%増と2021年12月から11カ月続けてプラスだった(2019年比では36.6%減)。小人数の個人客中心に回復基調が続いているが、夜間の2次会需要や法人の宴会需要等は戻りがひじょうに鈍い。

ディナーレストラン業態はコロナへの警戒感が薄れたせいか店内需要が戻りはじめ、24.8%増と、2021年11月から12カ月続けてプラスだった(2019年比6.6%減)。また、観光地などの立地によっては、訪日外国人客も戻りはじめ、2019年比でも回復してきたが、人手不足で営業時間を増やせない状況にある。

喫茶業態は、昼間の客数の回復を中心に、価格改定や季節限定の付加価値商品の導入などで客単価が上昇し、19.0%増と2021年11月から12カ月続けてプラスだった(2019年比10.0%減)。だが、夕方以降の集客が芳しくなく、2019年比ではマイナスにとどまっている。

日本フードサービス協会の統計は会員(事業社数)が230社(2022年9月232社、8月239社、7月223社、6月230社、5月237社、4月228社、3月221社、2月223社、1月227社、2021年12月225社、11月224社、10月225社、9月226社、8月229社、7月219社、6月211社、5月212社、4月229社、3月225社、2月213社、1月222社、2020年12月214社、11月215社、10月221社、9月219社、8月225社、7月214社、6月203社、5月208社、4月191社、3月203社、2月205社、1月188社)。

店舗数が3万6996店(2022年9月3万6749店、8月3万7059店、7月3万6882店、6月3万7099店、5月3万6985店、4月3万6735店、3月3万6422店、2月3万5916店、1月3万6624店、2021年12月3万6573店、11月3万6743店、10月3万6679店、9月3万6354店、8月3万7603店、7月3万7763店、6月3万6772店、5月3万6600店、4月3万7788店、3月3万7389店、2月3万6757店、1月3万7475店、2020年12月3万7648店、11月3万7684店、10月3万7939店、9月3万8669店、8月3万8106店、7月3万7810店、6月3万8139店、5月3万8059店、4月3万7982店、3月3万9165店、2月3万9662店、1月3万5001店)が対象。

内訳はファーストフードの事業社数が57社(2022年9月58社、8月58社、7月56社、6月58社、5月61社、4月57社、3月55社、2月57社、1月54社、2021年12月56社、11月61社、10月56社、9月57社、8月62社、7月58社、6月56社、5月55社、4月57社、3月58社、2月55社、1月56社、2020年12月54社、11月56社、10月61社、9月57社、8月57社、7月59社、6月52社、5月54社、4月50社、3月53社、2月55社、1月49社、2019年12月52社、11月50社、10月52社、9月51社、8月52社、7月52社、6月55社、5月57社、4月56社、3月57社、2月57社、1月56社)。

店舗数が2万1243店(2022年9月2万1316店、8月2万1364店、7月2万1287店、6月2万1337店、5月2万1456店、4月2万1292店、3月2万1233店、2月2万1097店、1月2万1127店、2021年12月2万1264店、11月2万1434店、10月2万1302店、9月2万1422店、8月2万1556店、7月2万1309店、6月2万1545店、5月2万1093店、4月2万1608店、3月2万1620店、2月2万1356店、1月2万1693店、2020年12月2万1774店、11月2万1807店、10月2万2003店、9月2万2093店、8月2万2070店、7月2万1635店、6月2万1806店、5月2万1703店、4月2万1821店、3月2万1552店、2月2万2261店、1月1万8957店)。

ファミリーレストランの事業社数が66社(2022年9月68社、8月69社、7月65社、6月66社、5月69社、4月66社、3月63社、2月63社、1月64社、2021年12月65社、11月62社、10月62社、9月62社、8月65社、7月60社、6月60社、5月61社、4月65社、3月61社、2月60社、1月63社、2020年12月61社、11月56社、10月57社、9月60社、8月59社、7月56社、6月55社、5月56社、4月54社、3月55社、2月55社、1月50社)。

店舗数が1万0619店(2022年9月1万0251店、8月1万0770店、7月1万0642店、6月1万0625店、5月1万0379店、4月1万0458店、3月1万0335店、2月9822店、1月1万0142万店、2021年12月1万0146店、11月1万0166店、10月1万0154店、9月9989店、8月1万0305店、7月1万0019店、6月1万0145店、5月1万0204店、4月1万0592店、3月1万0151店、2月9980店、1月1万0096店、2020年12月1万0437店、11月1万0280店、10月1万0153店、9月1万0692店、8月1万0161店、7月1万0456店、6月1万0638店、5月1万0753店、4月1万376店、3月1万395店、2月1万534店、1月9556店)。

パブ・居酒屋の事業社数が35社(2022年9月34社、8月34社、7月34社、6月35社、5月36社、4月36社、3月35社、2月36社、1月37社、2021年12月35社、11月35社、10月38社、9月37社、8月37社、7月32社、6月31社、5月32社、4月37社、3月38社、2月36社、1月38社、2020年12月35社、11月38社、10月38社、9月38社、8月39社、7月34社、6月34社、5月35社、4月32社、3月36社、2月35社、1月34社)。

店舗数が1989店(2022年9月1996店、8月1849店、7月1832店、6月2017店、5月2048店、4月1847店、3月1694店、2月1835店、1月2061店、2021年12月1871店、11月1883店、10月2110店、9月1961店、8月2503店、7月2349店、6月2108店、5月2302店、4月2472店、3月2341店、2月2335店、1月2484店、2020年12月2163店、11月2420店、10月2419店、9月2539店、8月2404店、7月2334店、6月2305店、5月2332店、4月2476店、3月2849店、2月2771店、1月2326店)。

ディナーレストランの事業社数が28社(2022年9月30社、8月31社、7月27社、6月28社、5月27社、4月28社、3月27社、2月28社、1月30社、2021年12月29社、11月26社、10月30社、9月30社、8月27社、7月30社、6月29社、5月30社、4月31社、3月29社、2月31社、1月30社、2020年12月28社、11月32社、10月31社、9月30社、8月33社、7月30社、6月28社、5月32社、4月26社、3月28社、2月29社、1月26社)。

店舗数が996店(2022年9月1081店、8月922店、7月990店、6月1009店、5月959店、4月995店、3月1018店、2月1040店、1月1100店、2021年12月1129店、11月1098店、10月1090店、9月923店、8月940店、7月944店、6月1002店、5月1012店、4月1084店、3月1075店、2月1137店、1月998店、2020年12月1057店、20年11月1162店、10月1159店、9月1126店、8月1229店、7月1135店、6月1141店、5月1182店、4月1114店、3月1177店、2月1071店、1月983店)。

喫茶の事業社数が24社(2022年9月23社、8月25社、7月24社、6月24社、5月25社、4月22社、3月23社、2月22社、1月22社、2021年12月21社、11月22社、10月20社、9月21社、8月21社、7月20社、6月19社、5月19社、4月18社、3月21社、2月18社、1月17社、2020年12月19社、11月17社、10月18社、9月20社、8月21社、7月18社、6月17社、5月16社、4月14社、3月15社、2月14社、1月13社)。

店舗数が1900店(2022年9月1887店、8月1901店、7月1900店、6月1856店、5月1901店、4月1897店、3月1905店、2月1908店、1月1963店、2021年12月1918店、11月1924店、10月1783店、9月1831店、8月2100店、7月2894店、6月1809店、5月1815店、4月1775店、3月2009店、2月1815店、1月1962店、2020年12月1992店、11月1830店、10月2014店、9月2055店、8月2053店、7月2062店、6月2067店、5月1886店、4月2004店、3月2049店、2月1876店、1月2042店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位4社の10月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1940店)が11.3%増と2021年3月から20カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3058店)は同19.4%増と7カ月続けてプラス、3位の日本マクドナルド(国内直営店とフランチャイズ店の店舗数2954店)が同9.0%増と2020年7月から28カ月続けてプラス、4位のコロワイド(全グループ、直営店とフランチャイズ国内外2785店)が同13.3%増と7カ月続けてプラスだった。