リクルート調べ中古車22年は市場15%減、台数42万減、単価は増に

【銀座新聞ニュース=2022年12月1日】大手情報会社のリクルートホールディングス(千代田区丸の内1-9-2、グラントウキョウサウスタワー、03-6835-1111)傘下のリクルート(同上、03-6835-3000)の「リクルート自動車総研」(カーセンサー)は11月30日に「カーセンサー中古車購入実態調査2022」を発表した。

MOTAの中古車問い合わせ人気ランキング10月版でも1位にランクされたホンダ「N-BOX」。

それによると、2022年の中古車市場規模は前年比14.7%減の3兆5578億円だった。2015年の調査開始(2016年版)以来、2020年に初めて縮小し、2021年は4兆1699億円と過去最高になったが、2年ぶりに再び縮小した。

1年間の中古車購入率は3.0%(2016年3.0%、2017年3.1%、2018年3.2%、2019年3.2%、2020年3.1%、2021年3.3%)で、前年より0.3ポイント減少し、延べ購入台数(推計)は同15.5%減の227万2000台と41万8000台縮小したと推計している。延べ購入台数は1年目の2016年(242万2000台)を下回り、過去最低となった。

また、中古車購入単価は156.6万円で、前年より1.6万円増加し、過去8年間で39.3万円増え、1年目の2016年以来、過去最高となった。

中古車の支払総額は「50万円から100万円未満」が20.9%ともっとも高く、150万円未満の割合が年々減少傾向にある一方で、「200万円から250万円未満」が増加傾向にある。

直近「1年以内にクルマを購入した」人は7.2%(2016年7.4%、2017年7.9%、2018年8.0%、2019年8.1%、2020年7.3%、2021年7.6%)で、前年より0.4ポイント減少し、調査開始以来、最低となった。

前回購入したクルマがある人の平均乗車期間は6.3年(2016年5.4%、2017年6.2%、2018年6.3%、2019年6.4%、2020年6.4%、2021年6.1%)だった。20歳代は3.9年、30歳代は5.7年、40歳代は7.0年、50歳代は7.6年、60歳代は7.4年で、若い年代は平均乗車期間が短い傾向にある。

直近で購入した中古車のボディタイプについては「軽自動車」が36.7%と前年より0.4ポイント減少(2016年42.0%、2017年37.8%、2018年37.0%、2019年36.9%、2020年40.2%、2021年37.1%)し、調査開始以来最低となった。「クロカン/SUV」は10.1%と2017年以降増加傾向にあったが、2022年は前年並みと落ち着いた(2016年6.7%、2017年5.0%、2018年5.3%、2019年6.7%、2020年9.0%、2021年10.6%)。40・50歳代を中心に「ミニバン」が19.1%に増え、回復の兆しがみられる(2016年15.3%、2017年15.7%、2018年19.5%、2019年18.9%、2020年15.8%、2021年15.3%)。

直近で購入した中古車のエンジンタイプは、「ガソリンエンジン」が70.5%でもっとも高いものの、年々減少傾向にある(2016年87.7%、2017年86.4%、2018年80.4%、2019年77.3%、2020年78.1%、2021年72.3%)。「ハイブリッド」は19.3%と、2020年にやや減少したものの、再び増加し、今年は過去8年間でもっとも高くなっている(2016年8.0%、2017年9.8%、2018年14.2%、2019年16.9%、2020年15.0%、2021年18.7%)。

ハイブリッド以外のプラグインハイブリッドが2022年に2.1%(2016年0.6%、2017年0.6%、2018年0.8%、2019年1.1%、2020年1.1%、2021年1.6%)、電気自動車(EV)が2022年に1.4%(2016年0.6%、2017年0.5%、2018年0.7%、2019年0.4%、2020年1.0%、2021年0.8%)といずれも2022年が過去最高となっている。

調査は沖縄を除く全国の10エリアで18歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。実施時期は1次調査(20万件)が8月4日から25日、2次調査が8月18日から27日で、1次調査において「直近1年以内に中古車を購入した人」および「直近1年以内に中古車の購入を検討した人」を対象に2次調査(4287件)を行った。

また、2020年の国勢調査に基づいて、18歳から69歳の全国の人口は2016年から2021年の8141万人(2015年の国勢調査)に比べて464万人減の7677万人になっている。

一方で、MOTAの中古車問い合わせ人気ランキング10月版(MOTA中古車検索サービスの10月1日から31日の検索結果)では、1位がホンダ「N-BOX」(9月1位)、2位がダイハツ「タント」(5位)、3位がトヨタ「プリウス」(7位)、4位がトヨタ「アルファード」(2位)、5位がスズキ「ジムニー」(4位)、6位 がスズキ「ハスラー」(3位)、7位が日産「セレナ」(6位)、8位がトヨタ「ヴォクシー」(8位)、9位がスズキ「ソリオ」(31位)、10位がホンダ「ステップワゴン」(11位以下)だった。