松屋が81ブランド、290点のバレンタインチョコ、バーのイートインも

【銀座新聞ニュース=2023年1月31日】百貨店業界国内15位の松屋(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)が運営する松屋銀座店(同)は2月1日から14日まで8階イベントスクエアで「GINZA バレンタインワールド」を開く。

松屋銀座店で2月14日まで開かれている「バレンタインワールド」のフライヤー。

今回のバレンタインは3年ぶりに行動制限がなく、来店者数の増加が見込まれていることから、松屋銀座店は2022年よりも9ブランド多い81ブランドの290点のチョコを展開し、うち17ブランドが初登場で、また、イートインや実演販売も前年よりも4ブランド多い11ブランドとしている。売り上げは前年比10%増(ネットも含む)をめざしている。

2023年は「気鋭の日本人パティシエ×国産食材」として、「ゲン ササキ ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」がシェフパティシエの佐々木元さんがつくるピスタチオとキャラメル、柚子とはちみつ、オレンジと紅茶、フランボワーズとローズ、ピーナッツとコーヒーの5種類のチョコを詰めた「mariage au chocolat(マリアージュ・オ・ショコラ)」(5個入り、税込2376円)を販売する。

「ユニ マサハル コウズマ」はパティシエの上妻正治さんがつくる鹿児島県産の完熟金柑「春姫」を使用した「春姫のボンボンショコラ」(5個入り、3240円)を販売する。

「ミルズ バイ ミホ サトウ」はパティシエの佐藤美歩さんが北海道産の蝦夷ベリーと練馬区の加藤農園で採れたあまどりいちごを使ったハート型の「Berry Berry truffe(ベリー・ベリー・トリュフ)」(6個入り、2801円)を販売する。

「浪漫須貯古齢糖(ロマンスチョコレート)」はショコラティエの須藤銀雅さんがクラフトチョコと青森県のカシス、唐辛子、桜の蜂蜜やヒバ(ヒノキの一種)などと組み合わせた「ボンボンショコラアソート」(10個入り、4320円)を販売する。

「アトリエ キュイエール」はショコラティエの山﨑陽子さんが九州の食材で作った「九州ショコラー九州玉手箱」(25個入り、9720円)を販売する。

「セイスト」はショコラティエの瀧島誠士さんが、もち米を100%使用し、出汁と醤油で味付けた柿の種に、マカダミアナッツを軽くキャラメリゼし、塩を少し効かせたブロンドチョコでコーティングした「柿の木」(1890円)を販売する。

イートインは12時から19時30分まで銀座のバー、2月1日から4日まで「数寄屋橋サンボア(SUKIYABASHI SAMBOA)」(中央区銀座7-3-16、東五ビル、03-3572-5466)、5日から7日の「バー・ガスライトEVE(イブ)」(中央区銀座8-4-24、銀座藤井ビル、03-6274-6393)、8日から10日の「Bar Noa Ginza(バーノアギンザ)」(中央区銀座8-4-4、村喜五号館ビル、03-6263-9477)、11日から14日の「Bar(バー)木挽町」(中央区銀座7-17-2)の4店舗がカクテルと、ショコラティエの須藤銀雅(ぎんが)さんがプロデュースしたチョコをセット(カクテル1杯とチョコで1650円)で提供する。

カクテルとチョコは「数寄屋橋サンボア」はカカオハイボール、チョコが樽バニラ、「バー・ガスライトEVE」がウィステリアとオリジナルチョコ、「Bar Noa Ginza」がトマーティン12年のコーヒーカクテルとヘーゼルナッツトリュフ、「Bar木挽町」がカリラと昆布のガナッシュ。

ほかに、コーヒー、日本茶とチョコのセットを「蕪木(かぶき)」(台東区三筋1-12-12、03-5809-3918)と「VERT (ヴェール) 」(新宿区津久戸町3-19、DeLCCS神楽坂津久戸町)が提供する。

そのほか、「浪漫須貯古齢糖」の「本気のチョコバナナ」(1本681円、土日販売で1日100本限定)、「レナーズ」の「マラサダパフ ピスタチオホワイトチョコ」(1個306円)、「カカオサンパカ」や「江戸久寿餅」などもイートインで食べられる。

イタリア・ペルージャで25年以上にわたり開かれているヨーロッパ最大級のチョコの祭典「ユーロチョコレート」の出品者としては、「スタイナー」などが「チョコラタッツァシリーズクラシック」(1個321円)などを販売する。

また、世界の女の子を支援する国際NGO「プラン・インターナショナル」を通じて、チョコの売り上げの一部をガールズ・プロジェクトに寄付する。

営業時間は10時から20時。期間中、税込5400円以上(合算可)を購入すると、先着3500人に「テシオ」の「三つ雲豆皿」(松屋銀座オリジナル刻印入り)をプレゼントする。

また、正面ウィンドウには2月14日までチョコと「食べられないバウムクエヘン」で作られたお菓子の家が出現する。この「食べられないバウムクエヘン」(ティッシュペーパー入れ)は青森県の「ブナコ」と松屋の共同開発品で、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんがデザインし、7階デザインコレクションで販売している。1個8800円。