ピカデリ「藤枝梅安」、豊川悦司、片岡愛之助ら追加舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年2月3日】大手流通会社のイオングループ傘下でシネマコンプレックスチェーンを展開する映画配給会社のイオンエンターテイメント(港区台場2-3-1、トレードピアお台場、03-6457-2820)は2月11日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「仕掛人・藤枝梅安」の出演者などによる追加の舞台あいさつを開く。

現在、一般公開されている「仕掛人・藤枝梅安」((C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社)。

11日13時30分の回上映終了後に、監督の河毛俊作さんをはじめ、表は鍼医者、裏稼業で仕掛け人という主人公「藤枝梅安」役の豊川悦司さん、梅安の親友兼相棒で、楊枝職人で仕掛人「彦次郎」役の片岡愛之助さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「仕掛人・藤枝梅安」は時代小説作家、池波正太郎(1923-1990)が「小説現代」(講談社)で1972年3月号から1990年4月号まで発表した全20編の連作娯楽時代小説で、必殺シリーズの翻案元としても知られる。連載中に他界したことにより未完の「梅安冬時雨」が最終巻となった。

今回の「仕掛人・藤枝梅安」は、池波正太郎生誕100年となる2023年に豊川悦司さん主演で映画化した2部作で、第1部が2月3日に公開され、第2部は4月7日に公開が予定されている。

物語は江戸の郊外、品川台町に住む鍼医者の藤枝梅安が主人公で、梅安には腕のいい医者という表の顔と、生かしておいてはならない者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔があった。梅安がある日、料理屋を訪ね、仕掛の標的であるおかみの顔を見た瞬間、思わず息をのむ。その対面は、梅安自身の暗い身の上を思い出させるものだった。

チケットはチケットぴあを通じて、2月4日10時から一般発売する。料金は全席指定で2100円均一。