丸善日本橋で井崎正治「木工品」展、水野俊治、加藤洋介らも

【銀座新聞ニュース=2023年3月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は3月22日から28日まで3階ギャラリーで井崎正治さんらによる「井崎正治とつくるなかまたち展13 あそびの時間とかたちー春をいただく」を開く。

丸善・日本橋店で3月22日から28日まで開かれる「井崎正治とつくるなかまたち展13 あそびの時間とかたち展ー春をいただく」に出品される作品。

「工房塩津村)」(愛知県蒲郡市竹谷町東作間35-1、0533-67-3759)を主宰する木工作家の井崎正治さんが木工家具、木彫、版画、漆のうつわ、照明器具や木の小物などを展示販売する。丸善・日本橋店での「井崎正治とつくるなかまたち展」も2023年で11年目になる。

また、今回は鉄を使った造形作家の松岡葉子さん、陶芸の水野俊治(としはる)さん、「ECHOES furniture(エコーズ・ファーニチャ)」(愛知県蒲郡市竹谷町迫38-3、0533-75-6651)を主宰する加藤洋介さんの3人の作家も出品する。

井崎正治さんは1948年愛知県蒲郡市生まれ、15歳より木工ろくろの技術を主とする工房で修業し、1971年に23歳で独立、「工房塩津村」を設立、食器や家具をはじめ、彫刻、絵画など幅広く制作している。長野県にある旅館「三水館」などの建築空間も手掛けている。

水野俊治さんは1953年愛知県常滑市生まれ、1978年に大学を卒業後、フランスボルドー大学に留学、以後、フランス語通訳として北アフリカ、アルジェリアに10年滞在し、帰国後、1992年に愛知県窯業高等学校を卒業、玉置保夫さんに師事し、1993年から1997年まで窯業高等学校の講師を務め、1997年に岐阜県八百津町に陶房「風姿」を開窯している。

加藤洋介さんは2013年に家具の「ECHOES furniture」(愛知県蒲郡市竹谷町迫38-3)を設立している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日15時)まで。