志門で「白黒」展、小川移山、作宮隆、田中正巳、津川純子ら18人

【銀座新聞ニュース=2023年3月20日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は3月20日から25日まで「Monochrome・白と黒の世界展」を開いている。

ギャルリー志門で3月25日まで開かれている「Monochrome(モノクローム)・白と黒の世界展」のフライヤー。

磯部隆さん、大久保宏美さん、田辺修さんをはじめ、18人の美術家が「白黒」で描いた作品を展示する。

出展するのは、モダンアート協会絵画部准会員の磯部隆さん、1963年神奈川県横浜市生まれ、1986年に武蔵野美術短期大学専攻科を卒業、武蔵野美術短期大学修了制作で優秀賞、1993年に神奈川県女流美術家協会展でQアート賞(1995年に協会賞、1997年に会員推挙、2002年に安藤為次賞、2008年に神奈川県立近代美術館賞)、1994年に神奈川独立美術展でS氏賞、2000年に第68回独立展で奨励賞(2002年、2003年、2005年に奨励賞、2006年に中山賞、2007年に独立賞、2007年に会員推挙)、現代日本美術展で新潟市美術館賞、2002年に朝日チューリップ展で大賞、独立美術協会会員、神奈川県女流美術家協会会員、日本美術家連盟会員の大久保宏美さん。

春陽会絵画部会員の大島由美子さん、行動美術協会会員の奥野由利さん、日本建築美術工芸協会会員の小野寺恵美さん、1948年福岡県生まれ、1972年に武蔵野美術大学油画科を卒業、1974年にパリ国立美術大学に留学し、1985年にサロン・ドードンヌ会員になり、1987年にフランスの「カーニュ・シュル・メール国際絵画展」で審査委員賞を受賞、1991年に帰国し、青、緑、赤、白、黒の色面とグリッドによって制作している小鶴幸一さん。

1946年栃木県那須烏山市生まれ、1969年に書塾を開設、武蔵大学を卒業、1987年より無所属、1986年に第17回千紫会万紅展で翠軒賞(1987年に紫会賞)、東日本書展で準大賞、現在、表現教室「初心学舎」を主宰する書家、美術家、表現教育家の小川移山さん、1954年石川県金沢市生まれ、1978年に金沢美術工芸大学商業デザイン専攻を卒業、これまでに朝日広告賞特別賞、日経広告賞第1席、日本環境賞銀賞、フジサンケイ広告賞優秀賞、ロンドン国際CMフェスティバルでファイナリストに選ばれている作宮隆さん。

1955年熊本県生まれ、専修大学経済学部を卒業、武蔵野美術短期大学を卒業、1983年に毎日現代美術展で大賞候補、1988年にロータリアン賞洋画展でロータリアン賞、1991年にTAMON(タモン)賞展で優秀賞、1994年にリキテックスビエンナーレで奨励賞、2006年に一陽展で赤津流賞などを受賞、一陽会会員で東京工芸大学非常勤講師の硯川秀人さん。

1949年栃木県生まれ、1976年にフランスにわたり、パリのサロン・ドートンヌに出展、1977年から1978年にサロン・ド・ジュンヌバンチュールに出展、1979年に個展を開き、1988年に韓国・ソウル「88世界今日の美術展」に参加している、和紙と墨を使って抽象絵画を制作し、作品に題名をつけない田鶴濱洋一郎さん。

1947年和歌山県生まれ、1963年に和歌山県展で入選、1970年に金沢美術工芸大学油絵科を卒業、1984年に武蔵野美術学園版画科を修了、1986年に多摩総合美術展で大賞、1987年に行動展で入選(以降毎年出品し、1991年に新人賞、1992年に会友に推挙)、1987年に第1回多摩秀作美術展で入選(以後、最終回の2007年の第21回まで連続入選)、1990年に上野の森美術館大賞展に入選(以降1998年まで出品)、1992年に第1回小磯良平大賞展で入選、1993年に第4回多摩大賞TAMAうるおい美術展で優秀賞、同年に行動美術新人選抜展に出品、1994年に行動美術賞、会員に推挙され、2002年に第5回人間賛歌大賞展で佳作賞、2003年に第9回朝日チューリップ展で準大賞、2006年に第20回多摩秀作美術展で佳作賞などを受賞している行動美術協会会員の田中正巳さん。

1940年山口県生まれ、1970年に武蔵野美術短期大学を卒業、1982年に日動画廊主催の第5回現代の裸婦展で大賞を受賞している田辺修さん。

福岡県立女子大学英文学科を卒業、1981年にフランス美術賞展で入選、1986年に新制作協会展で入選、1987年に現代日本術展で入選、関西新制作協会展で新作家賞、1988年に日本国際美術展で入選、1989年に上野森美術館大賞展で入選(1990年も)、1990年に公募「広島の美術」で入選(1992年も)、日本現代絵画展で入選、ひろしま美術大賞展で佳作賞、1991年に広島県美展洋画部門で大賞、1992年に新見庄ロマンの里シンボルマーク最優秀賞、2014年に「HEART ART COMMUNICATION(ハート・アート・コミュニケーション)展」で入賞、2015年に「アートオリンピア2015」で入賞などをしている津川純子さん。

1949年埼玉県生まれ、1973年に武蔵野美術大学実技専修科を卒業、主体美術協会会員の長沢晋一さん、1947年埼玉県生まれ、1970年に日本大学理工学部工業化学科を卒業、1975年にパリ国立美術学校絵画科ディプロムを取得、1976年にパリ・ヴィトリー市11月展で入選、1981年に埼玉・美術の祭典で入選、1981年にモダンアート協会展に出品(以降、1989年までと1992年から2004年まで出品、1984年に絵画部門賞、1986年に協会会員に推挙される)している平塚良一さん。

埼玉県さいたま市生まれ、女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻を卒業、1996年に茨城県展で入選(以降、2003年まで出品、1998年、1999年、2000年に奨励賞、2002年に特別賞)、1997年に女流画家協会展で入選(以降、2004年まで出品)、2000年に新製作展に入選、2002年に第1回利根山光人記念大賞ビエンナーレきたかみで入選、門前町現代きりえ特別展で優秀賞、2007年に新象展でクサカベ賞などを受賞している深尾良子さん、

1970年埼玉県生まれ、2001年に第73回新構造展でクサカベ賞、2005年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科絵画コースを卒業、卒業制作で優秀賞、2010年に独立美術協会展で新人賞、2011年に上野の森美術館大賞展で優秀賞、2013年度に全国公募美術展秀作選で佳作賞などを受賞している藤下覚さん、自由美術協会会員の古田由美子さん。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。