八重洲、日本橋、京橋で花7000本を配布、大薗彩芳の実演も

【銀座新聞ニュース=2023年3月16日】不動産業界売上高11位の東京建物(中央区八重洲1-9-9、03-3274-0111)などは3月16日から4月8日まで八重洲、日本橋、京橋地区で「Meet with Flowers in Tokyo YNK」を開いている。

3月16日から4月8日まで八重洲、日本橋、京橋地区で開かれている「Meet with Flowers in Tokyo YNK(ミート・ウイズ・フラワーズ・イン・トウキョウ YNK=八重洲、日本橋、京橋)」のフライヤー。

若年層の花離れや輸入切花の増加、コロナ禍で大量のロスフラワーが生まれるなど、縮小の一途をたどっている国内の「花き業界」を支援するためのイベントで、東京建物八重洲ビル(中央区八重洲1-4-16)、八重洲地下街郵便局(中央区八重洲2-1 八重洲地下街北1)、東京建物日本橋ビル(中央区日本橋1-3-13)、日本橋プラザビル(中央区日本橋2-3-4)、日本橋南郵便局(中央区日本橋2-2-10)、東京スクエアガーデン(中央区京橋3-1-1)、京橋通郵便局(中央区京橋3-6-3)の7カ所でカーネーションとガーベラの2種類7000本を無料配布し、一部の画廊でアーティストによる作品展を開く。

配布日は毎週木、金の2日間(16日、17日、23日、24日、30日、31日、4月6日、7日)と最終日の8日土曜日。時間は混雑を避けるため未公表。

また、フラワーアーティストの相壁琢人(あいかべ・たくと)さんがデザインした、江戸時代の「花売り」を現代風にアレンジした「華ぐるま」が街中に出没し、停車した先でも花を無料配布する。

過去に無料配布された際の会場風景。

さらに、東京スクエアガーデンでは、「HIGEDEBU FLOWERS(ヒゲデブ・フラワーズ)」を主宰する華道家の大薗彩芳(おおぞの・さいほう)さんが制作した巨大フラワーオブジェを展示するとともに、18日と27日の11時から公開で生け替えイベントを開く。

オフィスから排出される使用済みの家具に、新たな生命を吹き込んだ「reincarnation(リインカーネション)」と題する作品の生け替えイベントで、SDGs(持続可能な開発目標)を背景に、大薗彩芳さんが解釈したインスタレーションを披露する。

東京建物八重洲ビルと東京建物日本橋ビルでは、相壁琢人さんが写真家の田中生(いくる)さんとのユニット「ahi(アヒ).」として、フラワーオブジェと写真作品を展示する。

日本橋高島屋(中央区日本橋2-4-1)本館1階正面口では、20日から23日の4日間、先着900人にバラの切り花を無料配布する。

京橋エドグラン(中央区京橋2-2-1)1階京橋中央ひろばでは、24日から4月9日まで桜の装飾を展示する。また、24日から26日の3日間、ワークショップを開く。、

東京駅八重洲口グランルーフ(代田区丸の内1-9-1)では17日から4月9日まで「桜ライトアップ」を実施する。

東京ミッドタウン八重洲(中央区八重洲2-2-1)の屋外空間「ガレリア」で4月7日から23日まで「Yaesu Flower Greeting(ヤエスフラワーグリーティング)」と題した大型装飾を展示する。

また、画廊では花に関連した展示会を開く。アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5-3、京栄ビル)では4月3日から8日まで「花を描く女流作家展」を開く。ギャラリー椿(中央区京橋3-3-10、第一下村ビル)では25日から4月8日まで「服部知佳個展 Swim Slowly(スイム・スローリー)」を開く。林田画廊(中央区京橋2-6-16、エターナルビル)では27日から4月7日まで「中野昌子展‐brilliant flowers(ブリリアント・フラワーズ)」を開く。開場時間は画廊に確認を。