日比谷「すずめの戸締まり」終映で新海誠、原菜乃華ら最後の挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年5月21日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は5月27日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「すずめの戸締まり」の終映記念で、監督らによる最後の戸締まり上映舞台あいさつを開く。

2022年11月11日から一般公開されている「すずめの戸締まり」((C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会)も5月27日の終映が決まった。5月14日までに累計で観客動員が1105万7118人、興行収入が146億6054万円を超えている。

新海誠監督が原作、脚本、監督を務めた「すずめの戸締まり」が5月27日に終映することが決まった。「映画予報」によると、「すずめの戸締まり」は2022年11月11日に一般公開され、5月14日までに累計で観客動員が1105万7118人、興行収入が146億6054万円を超えている。

27日13時40分の回上映終了後に、監督の新海誠さん、声優で主人公の「岩戸鈴芽(すずめ)」役の原菜乃華さん、「宗像草太」役の松村北斗さんが舞台に登場して、最後の御礼のあいさつをする。

また、3月10日に行われた第46回日本アカデミー賞では、優秀アニメーション作品賞と最優秀音楽賞(「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」と陣内(じんのうち)一真さん)、話題賞の俳優部門で松村北斗さんがそれぞれ受賞した。

ウイキペディアによると、「すずめの戸締まり」は「君の名は。」と「天気の子」で大ヒットを記録したアニメ監督の新海誠さんが、こんどは日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出る少女の冒険と成長を描いた長編アニメで、新海誠さんのオリジナル脚本となっている。主人公の17歳の女子高校生の岩戸鈴芽の声優は、女優の原菜乃華さんが、オーディションを経て抜てきされた。

物語は九州の静かな町で暮らす17歳の女子高校生の岩戸鈴芽が、ある日、登校中に扉を探している青年・宗像草太に出会う。彼の後を追って山中の廃墟で見つけたのはある一つの扉だった。なにかに引き寄せられるように、鈴芽は扉に手を伸ばす。そこにあったのは広い草原とすべての時間が混ざりあった空があった。

その後、2人の前に人間の言葉を話す謎の白い猫、ダイジン(声は山根あんさん)が現れ「お前は、邪魔」と話した瞬間、草太は鈴芽がまだ幼い頃に使っていた椅子に姿を変えられた。やがて、日本各地の「災いの扉」が開き始める。

扉の向こう側からは災いがやって来るため、鈴芽は扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続ける鈴芽だった。

チケットは現在、パソコン、劇場窓口で販売中。料金は一般2100円、大学生・専門学校生1700円、高校生以下、ジュニア(3歳から中学生まで)、障がい者1200円、シニア(60歳以上)1400円。