日本橋三越で「ALFEE」50年イベント、トークや高見沢ギター展も

【銀座新聞ニュース=2023年8月29日】国内最大手の百貨店グループ、三越伊勢丹ホールディングス(新宿区新宿5-16-10)傘下の三越伊勢丹(新宿区新宿3-14-1)が運営する日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は8月30日から9月18日まで本館5階イベントスペースで「三越創業350周年×THE ALFEE 50th Anniversary記念イベント」 を開く。

日本橋三越で8月30日から9月18日まで「三越創業350周年×THE ALFEE 50th Anniversary(ジ・アルフィー・50周年アニバーサリー)記念イベント」を開く「THE ALFEE」の3人。左から桜井賢さん、坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さん。

「創業350周年」を迎えた三越(1673(延宝元)年に伊勢松坂の商人、三井高利(1622-1694)が呉服店「越後屋」を開業したのがはじまり)と1973年に結成してから50年を迎える「THE ALFEE(ジ・アルフィー)」がコラボして、グループのリーダーで570本以上のギターを所有する高見沢俊彦さんのオリジナルロゴや三越創業350周年ロゴを配した特注グッズやワイン、ワイングラスを販売する。一部はオンライン限定で販売する。また、高見沢俊彦さんの所有するギターコレクションの一部を展示する「高見沢俊彦 ART GUITAR COLLECTION(アート・ギター・コレクション)展」も開く。

今回、オンラインで販売されるのは特別デザインのTシャツ(6600円、XLのみ7150円)、ギターを模したアクリルキーホルダーN01(1650円)、アクリルスタンドN01(2750円)、ポーチ&ピック(各2200円)、リーデルの特別ワイングラス(1万3750円)、サンマリノワインの高見沢俊彦さんシリーズ「CAVALIERE SPUMANTE Tre Extra Dry(カバリエ・スプマンテ・トール・エクストラ・ドライ)2021」(7150円)など。

また、店頭限定で、高見沢俊彦さんが所有し、ライブで使用しているモデルのプレミアムオーダーギター「ESP SNAPPER TAKAMIY Custom “Psychedelic Angel”(ESP・スナッパー・タカミー・カスタム・サイケデリック・エンゼル)」(253万円)は2本のみ受注生産する。高見沢俊彦さんの直筆サインと認定書を添えて2年後に納入する。

高見沢俊彦さんが監修している「O.Z.Y. SNAPPER TAKAMIY Custom」(33万円)も50本限定で受注生産する。納期は1年6カ月後。そのほかに、ESP社のエレキギターも販売している(納期は2カ月後)。

ウイキペディアによると、「THE ALFEE」は1973年に結成されたが、その前に、三宅康夫さん、桜井賢(まさる)さん、坂崎幸之助さん、高橋志郎さんによる「コンフィデンス」というグループ名で、1972年に小室等さんのプロデュースにより、「スクリーン・フォーク・アルバム『愛よこんにちは』」でレコードデビューしている。1973年に桜井賢さん(1955年埼玉県生まれ、明治学院大学中退)、坂崎幸之助さん(1955年東京都墨田区生まれ、明治学院大学中退)、高見沢俊彦さん(1955年埼玉県蕨市生まれ、明治学院大学中退)、コンフィデンスのオリジナルメンバーだった三宅康夫さん(1975年に脱退)の4人で1974年にアイドルフォークバンド「ALFIE」として8月25日にシングル「夏しぐれ」でレコードデビューしている。

その後、レコード会社からの脱退を経て、1979年に自作の曲で「Alfee」として再デビューし、シングル「別れの律動」(1982年)からバンド名を「ALFEE」と変更し、ロックバンドとして活動を始める。ヘヴィメタルやプログレッシブ・ロック、パンク・ロックあるいはダンス・ミュージックなどの要素も取り入れて活動し、1983年に「メリーアン」のヒット以降、30年以上にわたり「THE ALFEE」名義においてすべてのシングルCD(レコード)が57作連続でオリコンのランキングトップ10に入り続けている。

1986年、シングル「SWEAT&TEARS(スウェット・アンド・ティアーズ)」のジャケットから、グループ表記をALFEEから「THE ALFEE」に変更している。また、2014年3月18日付でこれまでの功績が称えられ、明治学院大学で初の名誉学士称号が授与され、卒業扱いとなり、卒業式にも出席した。

1987年から大阪国際女子マラソンのイメージソングを31年間(阪神・淡路大震災で中止となった1995年を除く)担当してきた記録に関して、「同一国際スポーツ大会のテレビ放送における同一アーティストによる最多テーマソング数」がギネス世界記録に認められている。また、コンサートツアーなどライブイベントの回数も2860回を超えている。

グループの当初のリーダーは坂崎幸之助さんだったが、1982年から高見沢俊彦さんがリーダーになっており、主にグループの作曲作詞も手がけている。また、高見沢俊彦さんが所有するギターは570本を超えている。

高見沢俊彦さんは2019年3月にサンマリノ共和国から人道、科学、文化の分野で広くサンマリノに貢献した人に、敬意と感謝の意味を込めて贈られる「聖アガタ騎士団勲章」の中の「Cavaliere Ufficiale(カヴァリエーレ・ウッフィチャーレ)」(騎士の勲章、ナイト)を授与され、それを記念して、サンマリノの葡萄畑の一角が、高見沢俊彦さんの葡萄畑「Vigna di Takamiy(ヴィーニャ・ディ・タカミー)」と名付けられ、今回も会場でサンマリノワインが販売される。

30日16時から本館1階中央ホールで3人による「THE ALFEE Special Talk Show」を開く。

営業時間は10時から19時(最終日は18時)まで。入場は無料。ただし、30日のギター展の入場に際しては30日9時20分から50分まで整理券を事前配布する。1回20分の鑑賞となる。ただ、15時40分から17時まで、18時から19時までは自由に入場できる。