【銀座新聞ニュース=2023年10月31日】国内最大の地下鉄会社、東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6、03-3837-7077)は11月1日から28日まで「ピーターラビット×東京メトロスタンプラリーーFriend to Nature」を開く。
東京メトロ線内のスタンプ設置駅に指定した4駅(銀座線外苑前駅、丸ノ内線東京駅、丸ノ内線・副都心線新宿三丁目駅、千代田線湯島駅)を巡り、すべてのスタンプを集めると、先着5000人に今回のスタンプラリー限定のピーターラビット(Peter Rabbit)オリジナルステッカー(達成賞)をプレゼントする(達成賞はなくなり次第終了)。
また、Wチャンス賞として、4駅すべてのスタンプを集めてリーフレットに付属している応募はがきで応募した人の中から抽選で合計100人に、ピーターラビットのぬいぐるみ(10人)、ピーターラビット ポケトル(20人)、フェアトレードポーチ(70人)をプレゼントする。12月3日締め切り(当日消印有効)。
達成賞のオリジナルステッカーは、1日から29日まで東京交通会館(千代田区有楽町2-10-1)1階タオル美術館有楽町店(19時まで)、17日から29日まで京王百貨店(新宿区西新宿1-1-4)新宿店7階大催場「ピーターラビットリトルブックパーク会場」(20時、最終日は16時まで)でもらえる。
タイトルの「Friend to Nature(フレンド・トゥ・ネイチュア)」についてはピーターラビット公式サイトによると、著者のヘレン・ビアトリクス・ポター(Helen Beatrix Potter、1866-1943)は「“サステナブル”の言葉が広まる、100年以上も前から自然保護への関心が強く、絵本の印税でピーターラビットの舞台、イギリス・湖水地方の土地を購入し、自然保護団体に4300エーカー(編集注:約1748万平方メートル、東京ドーム約374個分)をこえる土地を寄贈するなど、絵本のままの風景を守りました。彼女の愛した美しい風景は、時を超え、今も変わらぬ姿で残されています。そんな作者の自然を愛する想いを「Friend to Nature」という言葉に込めて、ピーターたちの暮らす絵本のような自然が、いつまでも守られるよう少しずつでも、できることに取り組んでいます」としている。
ウイキペディアによると、ピーターラビット(Peter Rabbit)は英国・ロンドン出身の絵本作家、ヘレン・ビアトリクス・ポターの「ピーターラビットのおはなし(The Tale of Peter Rabbit)」シリーズに出てくるキャラクターで、シリーズ作品の総称ともなっている。
1893年9月4日にビアトリクス・ポターが自分の元女性家庭教師だったアニー・カーター・ムーア(Annie Carter Moore、1858-1950)の5歳の息子、ノエル・ムーア(Noel Moore、1887-1969)に宛てた絵手紙が原型で、1902年には初の本「ピーターラビットのおはなし ピーターうさぎ、ピーターうさぎのぼうけん」が出版された。
「ピーターラビットのおはなし」以降、ピーターラビットが出てくる物語は「ベンジャミンバニーのおはなし」(1904年)、「ティギーおばさんのおはなし」(1905年)、「ジンジャーとピクルズやのおはなし」(1909年)、「フロプシーのこどもたち」(1909年)、「キツネどんのおはなし」(1912年)があり、シリーズは全世界110カ国、48カ国語で発行され、累計発行部数は2億5000万部を超え、日本の福音館書店版では1200万部が発行されている。
また、シリーズの絵本で使用されている各種の絵の著作権保護期間は、日本では2004年5月21日に満了となっている。さらに、著作権保護がなされていることをほのめかす「マルシーマーク」の表示についても、「違法性が低く、一般不法行為性がないもの」(不要)とされている。