【銀座新聞ニュース=2023年11月15日】サントリーとUCC上島珈琲の共同出資会社で、喫茶店チェーン「カフェ&バー プロント」などを運営するプロントコーポレーション(港区港南1-8-27、日新ビル、03-6718-9671)は11月16日から「Di PUNTO銀座七丁目店」(中央区銀座7-2-4、武蔵セブンビル、03-5537-6450)などでボジョレーヌーヴォーを提供する。
「Di PUNTO(ディプント)」で提供するボジョレー・ヌーヴォー(Beaujolais Nouveau)は「ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー(Beaujolais Village Nouveau)2023」がグラス税込1078円、ボトル5390円、「オレンジ ヌーヴォー(Orange Nouveau) 2023」がグラス1078円、ボトル5390円、「ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー(Beaujolais Village Nouveau)《セレクションプリュス(Selection Plus)》2023」がグラス1518円、ボトル7590円の3種類で、3種類飲み比べ(2090円)も販売する。
また、ワインに合わせた「ヌーヴォーおつまみ盛り合わせ」(715円)も用意している。胡桃とクリームチーズの醤油漬け、ローストビーフ、ショコラテリーヌのセットで、ほかに、単品で「林檎と胡桃・モッツァレラチーズのサラダ」(715円)も販売する。
プロントはサントリーが65%、UCC上島珈琲が35%出資して1988年2月1日に「株式会社ブレス」(資本金1億7000万円、1999年に3億円に増資、その後1億円に減資)として設立され、直営第1号店を中央区銀座8丁目に出店、1995年2月に現社名に変更し、1989年3月にフランチャイズ店1号店を港区赤坂に出店した。2000年4月からはカフェ業態「カフェソラーレ(CAFE SOLARE)」を出店、2004年9月に「イルバール」を出店した。
2006年2月にフリーペーパー「プロント・プロント(pronto pronto)」を発刊、12月にイタリアのイリーとの提携店「エスプレッサメンテ イリー(espressamente illy)」の日本国内での業態展開をはじめ、2007年6月に人材派遣会社「プロントサービス」を設立、2008年にチェーン店で200店を達成し、2009年に「ディプント」を出店し、2016年に300店になっている。
現在、店舗数は304店(2022年)、売上高は2022年12月期で181億円、純損益は9951万円の損失(2021年12月期は10億1783万円の損失)、従業員300人(2022年)。
銀座七丁目店の営業時間は平日が18時から2時、土曜日が15時から2時、日曜日が15時から23時。