丸善丸の内で橋本不二子「水彩画」展、今年の新作を中心に

【銀座新聞ニュース=2023年11月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は11月22日から28日まで4階ギャラリーで橋本不二子さんによる作品展「Fujico’s Watercolor」を開く。

丸善・丸の内本店で11月22日から28日まで開かれる橋本不二子さんの個展に出品される「アオツヅラ」(水彩)。

水彩素描画家の橋本不二子さんが今年描いた新作の水彩画作品などを展示販売する。

橋本不二子さんは自らのHPの「季節便り」で近況に触れており、最近は「ガガイモが庭にかなり増えてフェンス一面に茂った」という。「庭のブドウも今年豊作です。スーパーで買うブドウは大きくて皮ごと食べられ、種もありません」が、「ウチのブドウは、小粒でしかもチャンと種が入っています。これもうれしく楽しんで食べています」とし、「気温も雨の降り方も激変してしまった辛い夏でしたが、庭の植物達も良く耐えています」としている。

橋本不二子さんは1935年神奈川県生まれ、文化学院美術科を卒業、広告代理店を経て、「バウハウス運動」を継承し、スイス・チューリッヒ市立応用美術学校グラフィック科に留学、その後、フリーデザイナーとして三菱造船、外務省、パン・アメリカン航空(当時)などの広告印刷物のデザインを手がけ、1985年に3男の事故死をきっかけに、絵を描きはじめ、水彩素描画家として軽井沢で制作している。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。