丸善日本橋で大橋トモ、吉川照美「動物」展、大谷一生も

【銀座新聞ニュース=2024年7月8日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は7月10日から16日まで3階ギャラリーで大橋トモさんと吉川照美さんによるコラボ展を開く。

丸善・日本橋店で7月10日から16日まで開かれる大橋トモさんと吉川照美さんのコラボ展のフライヤー。

動物画家の大橋トモさんと、テディベア作家の吉川照美さんが初めてコラボして、動物の絵とぬいぐるみなどを展示販売する。また、ペインターで、ヒップホップ・ミュージックバンド「JUICE(ジュース)」のメンバーとしても活動している大谷一生(いっせい)さんが特別に出品する。会期中は、出品者によるデモンストレーションもあり、注文を受け付ける。

大橋トモさんは東京都生まれ、女子美術短期大学を卒業、武蔵野美術短期大学を卒業、短大にて油絵を学び、2000年より犬を主に動物画の個展・グループ展を開いており、玄光社イラストレーション「ザ・チョイス」123回で村上隆さんの審査で入選、松山庭園美術館「第11回猫展2014」で日本扇面芸術協会賞を受賞、「THE BODY SHOP 絶滅危惧種チャリティーコンペ」で最優秀賞、よこはま動物園「動物画」で、緑の協会理事長賞などを受賞している。

吉川照美さんは1960年新潟県生まれ、上越高等学校を卒業、1982年にラフォーレ原宿に勤務し、その後、サンエーインターナショナルに入社し、中野裕通さんがデザイナーを務める女性アパレルのブランド「VIVAYOU(ビバユー)」の店長となり、1985年に退社し、新潟に戻り、母が経営するパブで働き、1988年に渋谷・代官山の雑貨店にてアンティークベアと出会い、オリジナルテディベアの制作をはじめ、1989年に新潟県上越市に雑貨店「ROSE BEAR(ローズベア)」を開店、1993年に皇太子徳仁親王と雅子妃の成婚祝いとして小和田邸で「雅子さまベア」を贈呈し、フランス・パリのルーブル装飾美術館にて作品を展示した。

1995年に東京に移り、1996年に作家活動に専念し、雑貨店「ROSE BEAR」を閉店した。1998年に板橋区に6カ月限定で「ROSE BEAR」再開店、2001年に愛子内親王の誕生祝いとして皇太子妃の父親、小和田恒さんに「ロイヤルBABYベア」を贈呈し、2019年に新潟県上越市に雑貨店「ROSE BEAR」を再度オープン、2024年に上越市に第2号店「RB」をオープンした。
体長6センチのミニチュアから、体長2メートルのビッグベアまで幅広く制作している。

大谷一生さんは1977年京都府生まれ、1996年に和光大学人文学芸術学科に入学、2000年にアメリカ・ニューヨークにわたり、2001年に原宿や銀座で個展、2002年に「アミューズ・アーティスト・オーディション in 京都」でグランプリ、2009年に京都造形大学非常勤講師、ヒップホップ・ミュージックバンド「JUICE(ジュース)」のメンバーとして活動している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。入場は無料。