【銀座新聞ニュース=2024年7月9日】首都圏で「民芸居酒屋番屋」などを運営する大東企業(千代田区鍛治町1-5-6、03-3257-0211)は7月10日から31日まで「YAKINIKU MARUUSHI 銀座本店」(中央区銀座1-5-10、銀座ファーストファイブビル、03-3562-2941)など焼肉店「マルウシミート」4店舗で「土佐っておいしい!四万十麦酒牛と高知のうまいもんフェア」を開く。
7月から「マルウシミート」では各地の自治体や生産者の連携し、知られざる日本各地の食の魅力を発信する取り組みとして「日本のうまいもん発見プロジェクト」をはじめることになり、その第1弾として高知県四万十町(しまんとちょう)とコラボし、「四万十麦酒牛(しまんとビールギュウ)」をはじめとする高知の美味しい食を紹介するフェアを開く。
今回、提供するのはビール酵母で育った四万十麦酒牛のイチボ、ハラミ、ランプの3種を食べ比べできる盛り合わせと天日塩「土佐の塩丸」と、高知特産の生姜(しょうが)を使用した「万能おかず生姜」が付いた「四万十直送!直接買い付け 四万十麦酒牛3種盛り合わせ」(1人前1600円、2人前から)。
イチボ(もも肉のお尻の先にある希少部位)特有の赤身と霜降りのバランスがとれたおいしさの「四万十直送!直接買い付け四万十麦酒牛イチボ」(1900円)、ハラミ(横隔膜にある筋肉の一部で、見た目も食感も赤身肉に似ているが、ホルモンと同じ内臓系に分類され、牛1頭から2キロから3キロしか取れない希少部位)の歯切れのよい食感と和牛の旨み広がる「四万十直送!直接買い付け四万十麦酒牛ハラミ」(2300円)、ランプ(腰からお尻、ももにかけての部位で、サーロインの隣にあり、肉の味がもっともよいとされている)の肉本来の旨味と柔らかい食感が味わえる「四万十直送!直接買い付け四万十麦酒牛ランプ」(1900円)。
「高知県 万能おかず生姜」(200円)、「四万十TKGセット(土佐ジロー卵と四万十香り米)」(500円)もある。また、飲み物は酢みかんの「ぶしゅかん」(毎年8月から10月に実をつける)を使った「自家製四万十ぶしゅかんサワー」(700円)と「土佐酒造」(高知県土佐郡土佐町田井418、0887-82-0504)の「桂月 純米大吟醸」(1000円)を用意している。
高知ビーフなどによると、四万十麦酒牛は高知県四万十町だけで飼育されている黒毛和牛とホルスタインを掛け合わせたF1(交雑種)の牛で、穀物などの飼料に、ビールミール(ビール酵母)をブレンドし発酵させた乳酸菌入り発酵飼料を与え、通常の22カ月程度よりも長い、29カ月から32カ月も長期飼育されている。しかも、年間で年間150頭から180頭しか出荷されないていない。四万十麦酒牛は、ほどよいサシが特徴で、赤身と旨味のバランスが抜群とされている。
「マルウシミート」は銀座本店のほかに、「銀座2丁目店」(中央区銀座2-11-8、第22中央ビル、03-6278-8916)、「新橋店」(港区新橋3-6-5、佐藤ビル、03-5501-2261)、「田町店」(港区芝5-22-3、浅岡ビル、03-5439-5012)がある。
営業時間はいずれも17時から23時。田町店は日曜・祝日は休み。他は休みなし。