【銀座新聞ニュース=2024年7月24日】アメリカ映画業界第2位のウォルト・ディズニー・カンパニーの日本法人、ウォルト・ディズニー・ジャパン(港区虎ノ門1-23-1、虎ノ門ヒルズ森タワー)は8月1日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「インサイド・ヘッド2」の初日に大竹しのぶさん、多部未華子さんらによる舞台あいさつを開く。
1日18時30分の回上映前に、日本語版の声優を手がけた「カナシミ(英語版ではSadness)」役の大竹しのぶさん(英語版はフィリス・スミス=Phyllis Smith=さん)、「シンパイ(Anxiety)」役の多部未華子さん(マヤ・ホーク=Maya Hawke=さん)、主人公で高校入学を控えた女の子「ライリー(Riley Andersen)」役の横溝菜帆(なほ)さん(ケンジントン・トールマン=Kensington Tallman=さん)、「ハズカシ(Embarrassment)」役のお笑いコンビ「マヂカルラブリー」の村上さん(ポール・ウォルター・ハウザー=Paul Walter Hauser=さん)。
「ムカムカ((Disgust)」役の小松由佳さん(ライザ・ラピラ=Liza Lapira=さん)、「ビビリ (Fear)」役の落合弘治さん(トニー・ヘイル=Tony Hale=さん)、「イカリ(Anger)」役の浦山迅(じん)さん(ルイス・ブラック=Lewis Black=さん)、「イイナー(Envy)」役の花澤香菜(かな)さん(アヨ・エデビリ=Ayo Edebiri=さん)が舞台に登場してあいさつする。
ウイキペディアによると、「インサイド・ヘッド(Inside Out)」は2015年に公開された、アメリカのウォルト・ディズニー・ピクチャーズとピクサー・アニメーション・スタジオが制作したコンピュータアニメーション3D映画で、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給している。人間が抱く「感情」を描いた長編作品で、監督はピート・ドクター(Pete Docter)さんとロニー・デル・カルメン(Ronnie Del Carmen)さんが手がけた。
今回の「インサイド・ヘッド2(Inside Out 2)」はその続編で、アメリカでは6月14日に公開されている。ピクサーの長編映画としては、1995年公開の「トイ・ストーリー」から数えて29作目、2019年公開の「トイ・ストーリー4」以来5年ぶりの続編映画となる。監督はケルシー・マン(Kelsey Mann)さんが務めた。また、主人公の少女ライリー・アンダーセンが前作では11歳がだったが、本作ではティーンエイジャーとなり、前作には登場しなかった新たな感情をめぐる物語となっている。
アメリカとカナダでは6月14日に封切られ、14日から16日の公開3日間の興行収入が1億5500万ドル(1ドル=150円換算で約232億5000万円)を突破した。この記録は、今年公開された映画の初週末における最高の記録であり、初週末のみで今年公開の映画の累計興行収入で4位を記録した。
世界90の国と地域におけるオープニング興行収入が2億9500万ドル(約442億5000万円)となり、アニメ史上歴代1位の記録となっている。また、公開2週目の21日から23日の累計興収が3億5500万ドル(約532億5000万円)を超え、早くも2024年に公開されたすべての映画で興行収入トップとなった。
物語は少女ライリーを子どもの頃から見守ってきたヨロコビ(Joy、小清水亜美さん、エイミー・ポーラー=Amy Poehler=さん)、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情たちは、転校先の学校に慣れ新しい友人もできたライリーが幸せに暮らせるよう奮闘する日々を過ごしていたところからはじまる。
ある日、高校入学を控え人生の転機に直面したライリーの頭の中で、謎の警報が鳴り響く。戸惑うヨロコビたちの前に現れたのは、最悪の未来を想像してしまう「シンパイ」、誰かを羨んでばかりいる「イイナー」、常に退屈で無気力な「ダリィ」(Ennui、坂本真綾さん、アデル・エグザルホプロス=Adele Exarchopoulos=さん)、いつもモジモジして恥ずかしがっている「ハズカシ」という、大人になるための新しい感情たちだった。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売中で、7月25日11時締め切り。27日10時から一般発売する。料金は一般2200円、大・専門学生1700円、高校生・3歳以上中学生までと障がい者1200円、シニア1500円。プレミアラグジュアリー(Lux)シートは3000円プラス、プレミアボックス(BS)シートは1000円プラス。