【銀座新聞ニュース=2024年7月31日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は7月30日に、2024年上半期(1-6月)の映画作品別興行収入を発表した。

2024年上半期の興行収入で1位になった4月12日に公開された「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」((C)2024青山剛昌/名探偵コナン製作委員会)。映画予報によると興行収入が7月28日までで155億3526万円で歴代14位、観客動員数が1088万人となっている。
2023年12月の正月作品から2024年6月までに東宝が配給した作品の興行収入が10億円以上の作品を対象にしたもので、2024年は11本(2023年9本、2022年8本、2021年11本、2020年6本、2019年12本、2018年9本、2017年13本、2016年16本、2015年18本、2014年13本)で、2021年以来3年ぶりに10本を超えている。
また、2023年7月に公開した「君たちはどう生きるか」の興行収入は94億円、同11月に公開した「ゴジラ-1.0」は76億5000万円、同11月に公開した「首」は11億9000万円だった。
1位は「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(4月12日公開、7月28日時点で上映中)の155億3000万円、2位は「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」(2月16日公開、7月28日時点で上映中)の113億2000万円の2本が100億円を突破した。
3位は「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White(スパイ・ファミリー・コード:ホワイト)」(2023年12月22日公開、上映終了)の63億2000万円、4位が「変な家」(3月15日公開、7月28日時点で上映中)が50億5000万円、5位が「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」(3月1日公開、7月28日時点で上映中)で42億7000万円、6位が「ゴールデンカムイ」(1月19日公開、上映終了)の29億9000万円。
7位が「『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」(2月2日公開、上映終了)の23億1000万円、8位が「ゴジラ×コング 新たなる帝国」(4月26日公開、7月28日時点で上映中)が17億1000万円、9位が「ディア・ファミリー」(6月14日公開、7月28日時点で上映中)で13億8000万円、10位が「劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』」(5月24日公開、7月28日時点で上映中)で13億6000万円、11位が「四月になれば彼女は」(3月22日公開、上映終了)で11億9000万円だった。