【銀座新聞ニュース=2024年8月23日】国内家電第2位のソニーグループの全額出資の子会社、ソニー企業(中央区銀座4-2-11、ヒューリック銀座数寄屋橋ビル、03-5159-2211)はこのほど、旧ソニービル跡地に「Ginza Sony Park」(中央区銀座5-3-1)を完成、2025年1月に全面開業すると発表した。
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は敷地面積707.42平方メートルに、地上5階、地下4階の延べ床面積4390.39平方メートル、高さ33.86平方メートルの建物で、1966年に建てられた「ソニービル」を2018年8月から2021年9月にかけて解体し、その途中で「公園」として利用できるようにした。この「公園」への来園者数は3年間で854万人に達した。
今回、建物の完成に際して、地上3階から5階の屋上までを「縦のプロムナード」として1本の道を展開し、建物は打ち放しコンクリート建築で、普通ベニヤ型枠を採用したコンクリート打設により、重心の低い建物のフォルムとあわせて、公園の持つプラットフォーム的な要素を体現している。
8月23日から9月29日まで「Sony Park Mini」(中央区銀座5-3-1先、西銀座駐車場地下1階)で「Ginza Sony Park プロジェクト展」を開いている。約3年間、1050日間の新築工事の記録を映像や写真などで展示し、1966年開館のソニービルから、2025年1月にグランドオープンするまでの継承と拡張のプロセスを公開する。
開場時間は11時から19時。
また、8月30日から9月1日の3日間、建築内覧ツアーを開く。10時30分から11時30分、14時から15時、16時30分から17時30分の1日3回で、ネット(https://ginzasonypark20240815.peatix.com/)で申し込む。先着順。