【銀座新聞ニュース=2024年8月30日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月31日から9月20日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで柴田ケイコさんによる「くまたのびっくりだいさくせん」の原画展を開く。
イラストレーターで絵本作家の柴田ケイコさんが7月3日に絵本「くまたのびっくりだいさくせん」(白泉社、税込1540円)を刊行したのを記念して原画展を開く。
「くまたのびっくりだいさくせん」は「MOEのえほん」シリーズのひとつで、くまの男の子、くまたは、ママをびっくりさせて「くーちゃん、さすがね!」と言われたい!ママのお気に入りのカップを花とダンゴムシで飾ったり、冷蔵庫のたまごにお絵かきしたり、と。でも、ママは全然驚いてくれない。ママを喜ばせるためにがんばる、くまたの子ども心が可愛らしく、親子の愛が伝わる絵本としている。
柴田ケイコさんは1973年高知県生まれ、奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコースを卒業、2002年より広告全般、出版物などのイラストレーターとして高知県で活動、2003年に高知県の「JEANS FACTORY CONTEMPORARY ART AWARD(ジーンズファクトリーコンテンポラリーアート)」で優秀賞、2009年に第10回ノート展で準大賞、2016年に「めがねこ」(手紙社)で絵本デビューした。
2017年に絵本「おいしそうなしろくま」(PHP出版社)で第8回リブロ絵本大賞(2020年に「パンどろぼう」(KADOKAWA)で第11回大賞)、けんぶち絵本の館アルパカ賞(2018年に「あまーいしろくま」(PHP出版社)でびばからす賞)、第10回MOE絵本屋さん大賞で第4位(第13回に「パンどろぼう」(KADOKAWA)が第2位)、2020年に「パンどろぼう」で第1回TSUTAYAえほん大賞などを受賞している。オリジナル雑貨販売オンラインとして「しばた商店」を開設している。
開場時間は9時から21時(最終日は19時)まで。