丸善日本橋で藤井香雲堂が大阪、京都、金沢の骨董展

【銀座新聞ニュース=2024年8月31日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は9月4日から10日まで3階ギャラリーで「はんなり骨董楽市”HANNARI”Antique Bazaar 2024」を開く。

丸善・日本橋店で9月4日から10日まで開かれる「はんなり骨董楽市2024」のフライヤー。

茶道具などを中心を扱う「藤井香雲堂」(大阪府岸和田市南上町1-6-12、072-422-1917)が大阪、京都、石川県金沢市の京焼や各地の焼き物、茶道具、民芸、近代工芸、生活骨董など多数取り揃えて展示即売する。今回が12回目になる。

「藤井香雲堂ジャーナル」によると、8月の段階で、石川県山中の塗師の辻石斎(現在の5代目は1963年生まれ)の「白漆蔦ノ絵 棗」を出品予定としている。

「はんなり」は京都の方言で「華なり」が転じて「はんなり」と発音されるようになり、「華やかでありながら、気取りがなく、上品で、明るくはなやかなさまをあらわす」言葉とされている。

藤井香雲堂は1942年に創業、現在、藤井正治さんが運営している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。