【銀座新聞ニュース=2024年8月29日】バンダイナムコホールディングス傘下のおもちゃ事業、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業を展開する「ハピネット」(台東区駒形2-4-5、駒形CAビル、03-3847-0521)グループの映画配給会社「ハピネットファントム・スタジオ」(旧ファントム・フィルム、渋谷区千駄ヶ谷5-23-15、A-PLACE代々木、03-6862-0361)は9月7日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「ナミビアの砂漠」の公開を記念して、河合優実さん、金子大地さんらによる舞台あいさつを開く。
7日10時30分の回上映終了後と14時10分からの上映前に、監督の山中瑶子さんをはじめ、主人公の「カナ」役の河合優実さん、「ハヤシ」役の金子大地さん、「ホンダ」役の寛一郎さんが舞台に登場してあいさつする。
公式サイトによると、「ナミビアの砂漠」は山中瑶子さんが監督・脚本を手がけ、河合優実さんを主演に迎えて撮りあげた青春ドラマで、現代日本の若者たちの恋愛や人生を描いている。自主制作した初監督作品「あみこ」の公開当時、まだ学生だった河合優実さんが「あみこ」を観て衝撃を受け、山中瑶子さんに「いつか出演したいです」と直接、伝え、さらに「女優になります」と書いた手紙を渡したという。そこから山中瑶子さんは今回の主役に河合優実さんを起用した。
物語は21歳のカナにとって将来について考えるのはあまりにも退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわからない。何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしに過ぎなかった。
同棲している恋人ホンダは家賃を払ったり、料理を作ったりして彼女を喜ばせようとするが、カナは自信家のクリエイター、ハヤシとの関係を深めていくうちに、ホンダの存在を重荷に感じるようになる。
そうした中で、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、30日11時締め切り。31日10時から一般発売する。料金は全席指定で2200円均一。作品は「PG12」に指定されており、12歳未満の小学生以下には親または保護者の助言・指導が必要とされる。