【銀座新聞ニュース=2024年9月4日】中堅の映画配給会社、ナカチカピクチャーズ(中央区日本橋堀留町2-9-2、03-3663-3734)は9月13日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「シサム」の公開を記念して、寛一郎さん、和田正人さん、平野貴大さんらによる舞台あいさつを開く。
13日19時の回上映前に、監督の中尾浩之さんをはじめ、主人公の「高坂孝二郎」役の寛一郎さん、使用人で、主人公の復讐の相手「善助」役の和田正人さん、アイヌの村のリーダー「アクノ」(クは小文字)役の平野貴大さん、アイヌの女性「リキアンノ」役のサヘル・ローズさん、孝二郎の先輩の松前藩士「大川」役の緒形直人さんが舞台に登場してあいさつする。
「シサム」は北海道の大自然を背景にアイヌと和人(シサム)との歴史を描いた人間ドラマで、監督が中尾浩之さん、脚本が尾崎将也さんが担当している。
物語は江戸時代前期が舞台で、現在の北海道にあたる地域を領有する、松前藩士の高坂孝二郎は、兄の栄之助(三浦貴大さん)とともにアイヌとの交易で得た物品を他藩に売ることを生業としていた。父が亡くなって1年。孝二郎は兄とともに交易の旅で初めて蝦夷地に足を踏み入れる。
しかしある晩、使用人の善助の不審な行動を目撃した栄之助が、善助に殺害される。敵討ちを誓う孝二郎は、復讐のため善助を追って蝦夷地へ向かうが、そこで異なる文化や風習に触れ、それを理解することで自身の人生を見つめ直していく。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、4日23時59分締め切り。6日10時から一般発売する。料金は全席指定で2200円均一。作品は「PG12」に指定されており、12歳未満の小学生以下には親または保護者の助言・指導が必要とされる。
編集注:題名の「シサム」の「ム」は小文字です。