【銀座新聞ニュース=2024年9月5日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は9月12日、TOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「きみの色」の出演している鈴川紗由さん、高石あかりさんらによる公開御礼の舞台あいさつを開く。
「きみの色」は8月30日に公開され、映画予報によると、30日から9月1日の初週3日間で観客動員数が6万8724人、興行収入が9774万円で7位にランキングされた。
この公開に際して、12日15時の回上映終了後に、監督の山田尚子さんをはじめ、声優で、ミッション・スクールに通う女子高校生で主人公の「日暮トツ子」役の鈴川紗由さん、トツ子とバンドを組む「作永きみ」役の高石あかりさん、同じくトツ子とバンドを組む「影平ルイ」役の木戸大聖さん、劇中歌の「水金地火木土天アーメン」の振り付けを担当したAOさん、KANさん、naotoさんの3人組のプロダンサーグループ「パワーパフボーイズ」が御礼の舞台あいさつをする。
ウイキペディアによると、「きみの色」は東宝系のアニメ子会社「サイエンスSAR」のU制作によるアニメ映画で、吉田玲子さんの脚本によるオリジナル作品で、監督は山田尚子さん、音楽は牛尾憲輔さん、企画および共同プロデュースはSTORY inc.が手掛けた。6月に第26回上海国際映画祭で金爵賞最優秀アニメーション作品賞を受賞している。
公式サイトによると、声優は1600人のオーディションから鈴川紗由さん、高石あかりさん、木戸大聖さんが選ばれた。主題歌は「Mr.Children」が本作のために書き下ろした「in the pocket」が使われている。
物語は長崎市内のミッションスクールに通うトツ子は、人の感情が「色」として見えるところからはじまる。彼女は友人や家族の色を暗くしないために気を遣い、その場を取り繕うような嘘をついてしまう。そんなある日、トツ子は街の古書店で出会った美しい色を放つ少女きみと、音楽好きの少年ルイと3人でバンドを組むことに。それぞれ悩みを抱える3人は音楽によって心を通わせていき、いつしか友情とほのかな恋のような感情が芽生え始める。
チケットはチケットぴあを通じて「先行抽選」を受付中で、6日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生、専門学校生1700円、高校生、中学生以下3歳以上、障がい者1200円。シニア1500円。1000円プラスすると、プレミアBS(ボックスシート)にできる。