大丸松坂屋画廊で愛知出身の高橋祐次、間瀬由加里展、コラボも

【銀座新聞ニュース=2024年9月5日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は9月5日から11日まで高橋祐次さんと間瀬由加里さんの2人展「さまざまな旅」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で9月5日から11日まで開かれる高橋祐次さんと間瀬由加里さんの2人展「さまざまな旅」に出品される2人の共作「クジラと家/海をゆく都市」(日本画、アクリル、砂)。

建物や乗り物などの無機物を有機的に描く高橋祐次さん、自らが創り出した空想の世界の動物たちを日本画技法で繊細に描く間瀬由加里さんだが、ふたりの共通点は「物語を感じる作品」を描くことにあり、2022年以来2回目の2人展を開いている。2人のコラボ作品も出品している。

高橋祐次さんは1993年愛知県生まれ、2016年に横浜美術大学イラストレーションコースを卒業、卒業制作で金兎賞、2018年に東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室を修了、修了制作で芸大デザインN賞(中島千波賞)を受賞した。在学中の2014年にロイヤルパークホテルの「ザ羽田アート公募」で入選した。

2015年に第16回ピンポイント絵本コンペで優秀賞、東京装画賞の学生部門で銀賞、日本ブックデザイン賞の学生部門で入選、第199回ザ・チョイス(牧野千穂さん選)で入選、2016年に第10回えほん大賞で大賞、「見参 KENZAN」に出品(2017年に準オーディエンス賞、カツミ・ヤマトギャラリー(Katsumi Yamato Gallery)賞、IIDギャラリー賞、2018年にロイドワークスギャラリー賞)し、2017年に「アートのチカラ」に出品、2022年に「ボローニャ国際絵本原画展」で入選している。

間瀬由加里さんは1994年愛知県生まれ、2018年に愛知県立芸術大学日本画専攻を卒業、2020年に「KENZAN(見参)2020」で八犬堂賞を受賞している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。