大丸松坂屋画廊でDaichi Miura展、固定観念等をアートに、実演も

【銀座新聞ニュース=2024年9月26日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は9月26日から10月2日までDaichi Miuraさんによる個展「GARDEN」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で9月26日から10月2日まで開かれるDaichi Miuraさんによる個展「GARDEN(ガーデン)」のフライヤー。

ファッションディレクターでアーティストのDAICHI MIURA(三浦大地)さんは、旅や自然との対話を通じて環境問題や地域活性化といった社会活動にも取り組んでいる。「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」によると、三浦大地さんは「これらの経験から得た『新たな気づき』を契機に、アートへのアプローチを再構築し、現代社会の『固定観念』や『見えない枠』をアートによって昇華している。正解と不正解、光と影、意識と物質といった対極を見つめながら」、新作の「GARDEN(ガーデン)」と題した作品を展示する。

Daichi Miuraさんは今回の個展について「自然と人工の境界線はどこなのか?もし、人間が自然の一部だったとしたら、人が起こす環境問題が自然の循環の過程とは考えられないのか?もし、人間は自然ではない異質なものだったとしたら、宇宙から飛来してきたかもしれないという規模の話になるかもしれない。たぶん自然と人工の境界線なんて決まっていなくて、それぞれの視野によってまったく違うものなんだと思う」としている。

Daichi Miuraさんは1983年東京都生まれ、東京モード学園入学1年目で「ファーストデザインコンテスト」や「ジャケットコンテスト」で入賞し、2007年からフリーのデザイナーとして活動、2008年に浜崎あゆみさんのデザインチームに入り、2011年にSPRING&SUMMERから「DOSQA(ドスカ)」のクリエイティブディレクターとしてブランドを発足し、2014年に テレビドラマ「ファーストクラス」(第2期)の最終回のショー衣装デザインを担当し、2015年にブランド名を「Dosqa Tokyo(ドスカ・トウキョウ)」に一新した。

2016年3月にサマンサタバサジャパンリミテッドと伊勢丹新宿店コラボ企画の総合プロデュースを担当し、2017年4月に日本IBMが主催した「IBM Watson Summit(ワトソン・サミット)2017」にて、三浦大地さんがデザインを手がけ、感情に応じてドレスの色を変化させる「コグニティブ・ドレス」を発表、2019年1月にディズニーストアとの共同企画「DISNEY ARTIST COLLECTION by DAICHI MIURA」を発表、同年4月に柴咲コウさんの厳島神社でのライブイベントの衣装デザインを担当し、2020年に「株式会社DANLO(ダンロ)Inc.」を設立している。

28日14時からアールグロリューギャラリー内でDaichi Miuraさんによるライブペインティングを開く。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。