【銀座新聞ニュース=2024年10月7日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は10月7日から13日までグラハム・ルイス・フレミングさんによる個展「聖なる黙想/PROMISE/約束-新たな発見の世界へ」を開いている。
沖縄生まれ、アメリカ育ちで、現在、東京都青梅市で妻の容子(やすこ)さんと「ALL NATIONS ART COMMUNITY(オールネイションズアートコミュニティ、略称・ANACOM)」(青梅市千ヶ瀬町3-397-2、0428-78-4888)を主宰・運営しているイラストレーター、デザイナーのグラハム・ルイス・フレミング(Graham Lewis Fleming)さんが、ニューメディアの技法で描いた抽象画、45センチから100センチのサイズ約25点を展示している。
G・L・フレミングさんは地元のメディアによると、石や壁、水の流れなどを撮影し、それらの画像をパソコン上で何層にも重ねて、奥行のある画面をつくり、その中に旧約聖書のヤコブのハシゴ、窓や葉のような形を描いていく、ユダヤ教やキリスト教の伝統や黙想をテーマにした抽象画を制作している。
今回は「PROMISE/約束」がテーマで、画廊によると、「単なる抽象芸術の展示ではなく、聖なるものと日常的なもの、古代と現代の交わりを探求する深い誘い」であり、「視覚的な絵画である以上に、魂に働きかける体験で、より深いレベルで共鳴するアートを求める人々にとって必見」としている。
G・L・フレミングさんは1971年沖縄県生まれ、アメリカで育ち、1992年にコロラドの美術学校(コロラド・アート・インスティテュート)を卒業、2001年に来日、2013年にハワイのスクール・オブ・イラストレーションに在学、抽象芸術とデジタルペインティングを探求している。
おもに子ども向けの作品を制作しており、現在、容子さん、4人の子どもと共に東京都青梅市に住み、夫婦で「ALL NATIONS ART COMMUNITY、略称・ANACOM)」を主宰し、地元で「ALL NATIONS CAFE AWAKE(オールネイションズカフェ・アウェイク)」を経営している。
また、2012年にはイラストを手がけた絵本「くまのリッキーとにじいろのたまご」(原作はジョナサン・ウィルソン=Jonathan Wilson=さん、翻訳はみなみななみさん、イーブック出版)を刊行している。
開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。