【銀座新聞ニュース=2024年10月3日】大手流通会社のイオングループ傘下でシネマコンプレックスチェーンを展開する映画配給会社のイオンエンターテイメント(港区台場2-3-1、トレードピアお台場、03-6457-2820)は10月11日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「BISHUー世界でいちばん優しい服」の公開を記念して舞台あいさつ付上映会を開く。
11日18時30分からの上映前に、監督の西川達郎さんをはじめ、主人公の高校生「神谷史織」役の愛知県出身の服部樹咲(みさき)さん、神谷史織の姉「神谷布美」役の愛知県出身の岡崎紗絵さん、神谷史織の父親で織物工場を経営する「神谷康孝」役の吉田栄作さん、神谷史織の友人「鴨下真理子」役の長澤樹(いつき)さんが舞台に登場してあいさつする。
ウイキペディアによると、「BISHU(尾州)ー世界でいちばん優しい服」は原案者が小宮眞二さん、脚本が鈴木史子さん、監督の西川達郎さん、義井優さんが合同で担当、監督は西川達郎さんが務め、愛知県尾張西部から岐阜県西濃にまたがり、世界3大毛織物の産地として世界的に注目を集める尾州地域を舞台に、尾州ウールの織物工場を営む家族の物語を描いたドラマという。
物語は愛知県で暮らす高校生の神谷史織には発達障害があり、明るく誰に対してもフレンドリーな反面、生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。史織の姉でファッションデザイナーの神谷布美は、東京で自分のブランドを展開していたものの行き詰まって地元に戻ってきた。
父・康孝は経営する織物工場が経営難に追い込まれながらも亡き妻との約束を守るため、娘との生活を支えるべく奮闘している。ある日、史織が描いた服のデザインを見た親友・真理子の提案で、史織は一宮市のファッションショーへの出品を決意する。布美は史織の挑戦を応援したい気持ちと背中を押してあげられない気持ちの板挟みになって葛藤し、康孝は史織が傷つくことを恐れて猛反対する。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、4日11時締め切り。5日10時から一般発売する。料金は全席指定で2200円均一。