【銀座新聞ニュース=2024年10月8日】「吉野家」などを展開する吉野家ホールディングス(中央区日本橋箱崎町36-2、Daiwaリバーゲート、03-5651-8800)傘下の吉野家(同上)は10月9日11時から15日20時まで「吉野家ヤエチカ店」(中央区八重洲2-1、八重洲地下街八重洲地下1番通り、03-6665-0145)などで「秋の牛丼祭」を開く。
また、10月18日から「牛すき鍋膳」(税込877円)と「牛カレー鍋膳」(932円)を販売する。
「秋の牛丼祭」は7日間限定で牛丼や牛皿各種・全サイズを税込価格から100円引きするもので、100円引きは2011年1月に実施した謝恩セール以来としている。「牛丼」並盛が通常498円(税込)を398円に、テイクアウトが通常489円を389円にする。対象となるのは、牛丼全サイズ、牛丼トッピングメニュー全サイズ、牛皿、牛皿ファミリーパック全サイズ、牛丼ON野菜(クッキング&コンフォート店舗限定)の39種類。
「牛すき鍋膳」は2013年に販売を開始した商品で、10周年を迎え累計1億食を突破した季節商品人気No.1という。大判の牛すきやき肉と成人の目標摂取量半日分が摂れる野菜(白菜、玉ねぎ、長ねぎ、豆苗、人参)と絹豆腐、きしめんを特製すきやきのたれで煮込んだ「牛すき」と玉子、ご飯、漬物を御膳仕立てで提供する。ご飯の増量・おかわりは無料。
「牛すき丼」は、特製すきやきのたれで煮込んだ大判牛すきやき肉と白菜、ねぎ、人参、絹豆腐を丼のご飯の上にのせて提供する。今回は、牛すき鍋膳、牛すき鍋単品、牛すき丼(並盛、大盛)、肉2倍盛、牛鍋ファミリーパック(3人前、4人前)がある。
「牛カレー鍋膳」は新商品で、牛すき鍋膳と同時販売する鍋を考案する中、吉野家ホールディングスのカレーうどん専門店「千吉(せんきち)」のカレーソースに思い当たり、商品開発では吉野家の牛肉と、鍋としての完成度を高めるために、「千吉」らしいクリーミーでマイルドな口当たりはそのままに、うまさの輪郭がはっきりと感じられる仕様に変更した。
「牛カレー鍋膳」は、カレーのスパイス感と和風だし、クリーミーな乳製品を合わせたカレーソースの鍋で、ご飯にカレーソースをかけてカレーライス風に味わうこともできる。
千吉は商品開発の段階では、フランスで長年修行を積んだフランス料理のシェフと、料理人と友人関係にあったタモリさん(森田一義さん)がレシピの原型を考案し、出来上がったのが「千吉カレーうどん」で、2003年に1号店をオープンする際に、タモリさんが千吉のロゴを書き上げ、店内に飾るために自作の絵を提供した。現在も「千吉」はこのロゴを用いており、「千吉表参道店」(港区南青山5-6-25、南青山ステラハウス、03-3400-4920)に飾られている。