【銀座新聞ニュース=2024年10月22日】日本フランチャイズチェーン協会(港区虎ノ門3-6-2、第2秋山ビル、03-5777-8701)は10月21日、コンビニ7社の9月の統計調査(既存店ベース)を発表した。
同統計調査はセイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン・デイリーヤマザキ事業統括本部、ローソンのコンビニ7社の動向をまとめている。
コンビニ7社の9月の売上高は前年同月比0.7%増の9401億1900万円と10カ月連続のプラスとなった。9月は長引く残暑により、アイスクリーム、カウンターコーヒー、ソフトドリンクが好調だったことや、おにぎり、菓子、たばこも好調に推移し、売上高が前年を上回る結果となった。平均客単価は2カ月続けてのプラスだった。
商品別では全体の35.0%を占める「日配食品」が同0.7%減と3カ月続けてのマイナス、28.3%を占める「加工食品」が同1.4%増と29カ月続けてプラス、31.7%を占める「非食品」が同1.4%増と6カ月続けてプラス、5.0%を占める「サービス」が同2.7%増と4カ月ぶりに前年を上回った。
「日配食品」はコーヒーなどのカウンター商材、おにぎり、弁当などの米飯類、パン、調理パン、惣菜類、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナーなど)、牛乳、チルド飲料、乳製品(バター、チーズなど)、ちくわ類などの練物、ケーキなどの生菓子、サラダ、デザート類など。
「加工食品」は生菓子以外の菓子類、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、ビール、ワイ1ンなどのアルコール飲料、食塩、砂糖、味噌、しょう油などの調味料、コーヒー、お茶などの嗜好品、米穀、乾物、各種の缶・瓶類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品など。
「非食品」はたばこ、雑誌、新聞、衣料品、袋物類、文具類、乾電池、テープ、フィルム、電球・蛍光灯、燃料、サングラス、園芸用品、ゲームソフト、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、紙製品、切手・はがき・収入印紙など。
「サービス」はPOSAカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、各種チケット、宝くじ、D.P.E、レンタル、乗車券、航空券、宿泊券、クリーニングなど。ただし、電力料金などの公共料金などの扱いは含まない。
店舗数は同0.1%減の5万5709店と28カ月続けて前年実績を下回った(2024年8月5万5730店、7月5万5684店、6月5万5637店、5月5万5641店、4月5万5647店、3月5万5620店、2月5万5657店、1月5万5657店。
2023年12月5万5713店、11月5万5771店、10月5万5746店、9月5万5790店、8月5万5810店、7月5万5772店、6月5万5742店、5月5万5724店、4月5万5759店、3月5万5739店、2月5万5852店、1月5万5787店。
2022年12月5万5838店、11月5万5825店、10月5万5830店、9月5万5872店、8月5万5926店、7月5万5914店、6月5万5887店、5月5万5904店、4月5万5922店、3月5万5912店、2月5万5931店、1月5万5956店)。
また、前月比では9月は8月を下回り、3カ月ぶりに前月を下回った。また、9月は5万5709店と2カ続けて5万5700店を超えた。
9月の来店客数は同0.01%減の13億0531万人と2カ月続けてマイナスだった。客単価は同0.7%増の720.2円と2カ月続けて前年を上回っている。