【銀座新聞ニュース=2024年11月14日】三菱地所などで構成される「Marunouchi Street Park 2024実行委員会」は11月14日から12月25日まで丸の内仲通りと行幸通りで「Marunouchi Street Park 2024 Winter」を開く。
11月14日から12月25日まで丸の内仲通りで開かれている「Marunouchi Street Park（丸の内ストリートパーク）2022 Winter（ウインター）」のイメージ。
今回は丸ビル・郵船ビル・三菱商事ビル前（Block1）、丸の内二丁目ビル・丸の内仲通りビル前（Block2）、丸の内パークビル・明治安田生命ビル前（Block3）、新東京ビル・丸の内二重橋ビル前(Block4)、新国際ビル・国際ビル前（Block5）の5カ所と行幸通り（東京都道404号）で、道路などの公共空間をこのエリアの就業者や来街者にとって質の高い「滞留」しやすい空間、「回遊」しやすい空間とし、大丸有（大手町・丸の内・有楽町）エリアの賑わいを生み出すイベントを展開し、シャンパンゴールド色に輝くイルミネーションとともに、日本の象徴的な場所で新しい景色や体験価値を創出する。
2019年の夏と冬から実施しており、今回が12回目となる。今年度も「Bright Street（ブライト・ストリート）」をコンセプトに、丸の内エリアの冬の風物詩としての定着を見据え、多くの人にとって思い出に残る冬の情景を展開する。
今回も大丸有エリアの店舗やホテルなどと連携して物販・飲食店舗「クリスマスマーケット」や「キッチンカー」が登場し、イルミネーションが灯る下、道路空間に設置されたテーブルや椅子什器で寛げるようにする。また、今回はティファニーによって彩られた特別な空間を展開する。さらに、「Marunouchi Street Musician（マルノウチ・ストリート・ミュージシャン）」による生演奏もあり、丸の内のイルミネーションの下で似顔絵イラストを提供するブースも用意している。
「Marunouchi Street Park」が展開される丸の内仲通りの5ブロックの略図。
「Marunouchi Street Park（マルノウチ・ストリート・パーク）」（飲食は11月28日から）でのクリスマスマーケットでは、大丸有エリアの店舗やホテルなどと連携し、物販・飲食店舗を計6店舗展開する。
Block1では、HARMONIER（ハルモニア）が欧米から輸入したクリスマスグッズを販売する。また、BROWN ANTIQUES（ブラウン・アンティーク）が毎週替わりでアクセサリー、雑貨、食器などを販売する。また、飲食店舗ではザ・ペニンシュラ東京がシュトーレン、ミンスパイ、マンゴープリン、チョコレートプリン、焼き菓子、自家製のパン、チョコレート、ホットチョコレートなどを販売する。
さらに、ザ・ペニンシュラ東京の監修により、イメージキャラクター「マルケン」や行幸通りをモチーフとし、同ホテルのエグゼクティブ ペストリーシェフのパスカル・シャルデラさんがレシピを考案したクッキー缶（6種20個入りで税込4620円）を販売する。
Block2では、「PARKER（パーカー）」が英国ロンドン発のフレグランスブランド「Earl of East（アール・オブ・イースト）」のキャンドルやホームミスト、香（こう）などを販売する。また、「小岩井農場 TOKYO」が小岩井牛の絶品チーズ肉まん、小岩井牛のメンチカツ、南部一郎かぼちゃのスープ、小岩井農場産牛乳で作ったホットココアを販売する。「Textur（テクスチュア）A」がチュロス コン チョコラテ、テクチキ やみつき唐辛子味、ホットコーヒー、ノンアルコールホットサングリアを販売する。
12月1日から11日、16日から25日の16時から21時30分まで帝国ホテルのキッチンカーが登場し、シュトレン（2000円）、ブルーベリーパイ（600円）、ミネストローネ（700円）、チーズプレッツェル（600円）、キッシュ（600円）、シナモンロール（500円）、ヴィーガン フォカッチャ（300円）、フィナンシェ（300円）、ホットカフェオレ（500円）、ホットコーヒー（400円）を販売する。
同じく行幸通りに設置される「Marunouchi Street Rink（丸の内ストリークリンク）」の過去のイメージ。
また、行幸通りでは、11月28日から12月25日まで環境配慮型の樹脂製スケートリンクを使用した「Marunouchi Street Rink（丸の内ストリークリンク）」を設置し、東京駅前で非日常を体験できる。
12月1日10時30分から11時30分までプロフィギュアスケーターの小塚崇彦（こづか・たかひこ）さんによるスケートの基礎とフィギュアスケートの魅力が学べる初心者向けのスケート教室「フィギュアスケートアカデミー」を開く。対象は小学生で、定員は30人（低学年20人、高学年10人）。参加費は4700円。
小塚崇彦さんは1989年愛知県名古屋市生まれ、中京大学大学院体育学研究科体育学専攻博士前期課程を修了、2006年に世界ジュニア選手権優勝、2008年にGPファイナル2位、2010年にバンクーバーオリンピック8位、全日本選手権優勝、2011年に世界選手権2位、2016年に現役を引退し、トヨタ自動車に所属、プロフィギュアスケーター、フィギュアスケートデモンストレーターとしてフィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を行う。JOCオリンピックムーブメント・環境アンバサダー兼委員、スペシャル・オリンピックス日本ドリームサポーター、一般社団法人日本フィギュアスケーターズ協会代表理事。
12月24日16時と18時から15分ずつ程度「Marunouchi Street Park 2024 Twinkle Street アイススケーティングショー」を開く。観覧は無料。
スケートの利用時間は11時から22時分まで。料金は貸靴込で一般1800円（週末は2300円）、学生1500円（同1700円）、4歳から小学生1000円（同1200円）で40分交代制。14日から25日は週末料金。また、11月29日と30日にプレオープンする。事前予約制で公式HPにて11月24日11時より受け付ける。
全体の開場時間は11時から22時まで。また11月14日から2025年2月16日まで「丸の内イルミネーション 2024」として約1.2キロにおよぶメインストリートの「丸の内仲通り」を中心に、有楽町駅前の東京交通会館を含む丸の内エリアの約286本の街路樹をシャンパンゴールド色に飾る。さらに、11月28日から12月25日まで「行幸通りイルミネーション 2024」を開く。