【銀座新聞ニュース=2024年11月20日】世界最大のホテル・チェーン、アメリカのマリオット・インターナショナルのラグジュアリーホテル、東京エディション銀座(中央区銀座2-8-13、03-6228-7400)は11月19日から12月25日まで1階ロビーにクリスマスツリーを展示している。
東京エディションホテルは2020年に開業した虎ノ門(港区虎ノ門4-1-1、神谷町トラストタワー31階、03-5422-1600)と2024年3月にオープンした銀座の2カ所があり、いずれも建築家・隈研吾さんがデザインを手がけた最高級ライフスタイルホテルブランドで、今回は同じく隈研吾さんが考案した「サステナブル」をテーマにしたクリスマスツリーをそれぞれのロビー(虎ノ門は31階がロビー、銀座は1階がロビー)に展示している。
どちらのツリーも、小さな木のユニットを積み上げて作り、それぞれの街の特色を表現しており、複数の樹種を使うことで森の循環・育成に貢献している。また、ツリーに使用している木材は日本の森から調達している。
虎ノ門はなら、せん、ホオ、クルミ、イタヤカエデの木を使った「木漏れ日」で、隈研吾さんは「明るい『森』をイメージした高い天井のロビー空間に、『木漏れ日』が集まったようなツリーをデザイン」した。11月20日から12月26日まで展示されている。
一方、銀座ではなら、せん、ホオ、クルミ、イタヤカエデ、ウォールナットを使い、「『織る』をテーマにした建築、宝石箱をイメージしたロビーに合わせて、木の枝で織った、ジュエリー・ツリー『木組み』をデザイン」した。
これらのツリーは展示後には、隈研吾さんがデザイン、カリモク家具(愛知県知多郡東浦町大字藤江字皆栄町108、0562-83-1111)が制作するテーブルに生まれ変わる。また、ツリーの木材を再利用して作られた特別なテーブルをオンラインで販売する。さらに、それぞれのツリーから各1点ずつのマスターピースを創り出し、サイレントオークションで販売する。オンラインでの販売受付は、応募者多数の場合は先着順で、サイレントオークションの商品は最高入札者に落札される。詳細は、後日公開する。