【銀座新聞ニュース=2024年11月26日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は12月2日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「六人の嘘つきな大学生」の大ヒットを記念して、出演者による御礼の舞台あいさつを開く。
「六人の嘘つきな大学生」は11月22日に一般公開され、興行通信社の映画ランキングによると、初日から3日間で動員10万8000人、興行収入1億5600万円で3位にランクインした。
この「大ヒット」を記念して、2日15時40分の回上映終了後に、早稲田大学社会学部の学生「嶌衣織」役の浜辺美波さん、立教大学経済学部の学生「波多野祥吾」役の赤楚衛二さん、慶應大学総合政策学部の学生「九賀蒼汰」役の佐野勇斗さん、明治大学の学生「矢代つばさ」役の山下美月さん、一橋大学社会学部社会学科の学生「森久保公彦」役の倉悠貴さん、法政大学の学生の「袴田亮」役の西垣匠さん、主題歌「馬鹿の一つ覚え」を歌唱する4人組ユニット「緑黄色社会」(長屋晴子さん、小林壱誓さん、peppeさん、穴見真吾さん)が舞台に登場して御礼のあいさつをする。
ウイキペディアによると、「六人の嘘つきな大学生」は作家の浅倉秋成さんが2021年3月に刊行した同じ題名の小説(KADOKAWA)が原作で、65万部を突破している。2021年に「ブランチBOOK大賞2021」で大賞、「第22回本格ミステリ大賞(小説部門)」候補、「第43回吉川英治文学新人賞」候補、「2022年本屋大賞」にノミネートされ、「第5回未来屋小説大賞」で第2位などに選ばれている。
今回は、佐藤祐市さんが監督を手がけ、矢島弘一さんが脚本を担当した密室サスペンスで、公式サイトによると、就職活動を舞台に6人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく密室サスペンスの要素と、それぞれの暴かれた嘘と罪の真相を検証しながら自らの人生と向き合っていく「青春ミステリー」の要素を掛け合わせている。
物語は人気エンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用が舞台で、新卒採用で最終選考に残った6人の就活生だが、「6人でチームを作り、1カ月後のグループディスカッションに臨む」という課題を与えられる。彼らは全員での内定獲得を目指して万全の準備で選考の日を迎えるが、急な課題の変更が通達される。
6人の中で勝ち残るのは1人だけで、その1人は彼ら自身で決めるという。戸惑う彼らに追い打ちをかけるかのように、6通の怪しい封筒が見つかる。その中には「詐欺師」「犯罪者」「人殺し」など6人それぞれを告発する衝撃的な内容が記されていた。やがて会議室という密室で、6人の本当の姿が次々と暴かれていく。しかし、1人の犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じる。
悪夢の最終面接から8年が経ったある日、スピラリンクスに1通の手紙が届くことである事実が発覚する。それは、「犯人の死」だった。犯人が残したその手紙には、「犯人、さんへ。」という告発めいた書き出しに続き、あの日のすべてを覆す衝撃的な内容が記されていた。残された5人は、真犯人の存在をあぶりだすため、再びあの密室に集結することに。
チケットはチケットぴあで先行抽選を受付中で11月27日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生・専門学生1700円、高校生・3歳以上中学生まで、障がい者1200円、シニア1500円。プレミアボックスシートは1000円プラス。