大丸松坂屋画廊で台南市の産婦人科医・画家の林錦義初個展

【銀座新聞ニュース=2024年11月28日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は11月28日から12月4日まで林錦義さんによる個展「元気山水画」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で11月28日から12月4日まで開かれる林錦義さんの個展「元気山水画」のフライヤー。

台湾出身の医師で画家の林錦義(リン・ジンイ)さんが日本で初めての個展を開き、経験や感情から生み出された心象風景を、活き活きと描いた作品30余点を展示する。林錦義さんは独特な視点で生命力や日常を捉え、それを自由な表現で絵画に反映させている。

Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)よると、林錦義さんは1957年台北市生まれ、中国医薬大学を卒業、1994年に台南市で病院を開設し、2015年に医学と芸術を融合させた「璟馨婦幼医院」(京新母子医院)を創設し、東洋初の芸術複合病院を誕生させる。

産科婦人科医として新しい命を迎えることが生涯の使命となり、心の拠り所となった芸術品収集の情熱が自身の創作への道を切り開き、写真や詩、絵画など多才な表現に挑戦する。新しい命を迎える手が、今は絵を描く手に変わり、人生の様々な局面に生きる元気を与える温かな光を作品に宿らせている。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。