【銀座新聞ニュース=2025年1月15日】おもちゃ業界第3位のバンダイナムコホールディングス傘下で、映像事業会社のバンダイナムコフィルムワークス(渋谷区恵比寿1-18-14、恵比寿ファーストスクエア)と国内映画業界第3位の松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル)は1月26日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」公開1周年アニバーサリーイベントを開く。
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード・フリーダム)」は2024年1月26日に一般公開され、映画予報によると9月26日までの観客動員数が300万人、10月1日までの興行収入が51億1030万円に達している。2024年1月26日の一般公開から1年経つのを記念して、2025年1月26日にアニバーサリーイベントを開く。
15時5分の回上映終了後と18時50分の回上映前に、監督の福田己津央(みつお)さんをはじめ、声優でスーパーコーディネイターと称されるMSパイロット「キラ・ヤマト」役の保志総一朗さん、「コンパス」総裁「ラクス・クライン」役の田中理恵さん、ザフトから「コンパス」へ出向しているMSパイロット「シン・アスカ」役の鈴村健一さん、ファウンデーション宰相でブラックナイツの統括者「オルフェ・ラム・タオ」役の下野紘さん、オルフェを行政面で補佐する国務秘書官「イングリット・トラドール」役の上坂すみれさんが舞台に登場してあいさつをする。
ウイキペディアとeiga.comによると、「機動戦士ガンダムSEED」は宇宙に進出した人類が、「コーディネイター」と呼ばれる遺伝子を調整された人類と、「ナチュラル」と称される従来の人類にわかれて対立する世界を舞台に、コーディネイターの少年キラ・ヤマトが戦火に巻き込まれていく姿を描いた作品だ。
2002年10月5日から2003年9月27日までTBS系で放送され、2004年10月から2005年10月までその直接的な続編としてTBS系で「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が放送された。その2年後を描いたのが「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」だ。
物語はC.E.(コズミック・イラ)75年、巻き起こる独立運動やコーディネイターの排斥を訴える団体「ブルーコスモス」による侵攻など、戦いはまだ終わらずにいた。事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構「コンパス」が創設され、キラたちはその一員として各地の戦闘に介入していく。
そんな折、ユーラシア連邦から独立した新興国ファウンデーションが、ブルーコスモスの本拠地へのコンパスの出動を要請し、合同作戦を提案してくるが。
福田己津央さんは1960年栃木県生まれ、早稲田高等学校を卒業後、1979年に日本サンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)に19歳で入社、OVA「新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA」の監督を手がけ、1991年にテレビアニメ「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」を監督、2000年から2001年に「GEAR戦士電童」の総監督、2002年から2003年に「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの監督を務めた。映画では2004年の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が初監督となる。
チケットは先行抽選を販売中で、1月16日11時締め切り。1月18日10時から一般発売する。料金は全席指定で3700円均一。