【銀座新聞ニュース=2025年1月19日】百貨店業界大手のJ.フロント リテイリング傘下のパルコ(渋谷区神泉町8-16、渋谷ファーストプレイス、03-5459-6811)は1月25日にTOHOシネマズシャンテ(千代田区有楽町1-3-2、日比谷シャンテ、050-6868-5001)で「TOUCH タッチ」の出演者による舞台あいさつを開く。
25日10時10分の回上映終了後と13時30分の回上映前に、1969年に主人公の「クリストファー」と恋の落ちる女性「ミコ」役のKoki(こうき)さん、ミコの父親でロンドンで日本料理店を営む「高橋」役の本木雅弘さん、「久多良木」役の中村雅俊さんが舞台に登場してあいさつをする。
ウイキペディアによると、「TOUCH タッチ」はアイスランドの作家、オーラフル・ヨーハン・オーラフソン(Olafur Johann Olafsson、1962年生まれ) さんが2020年に発表した小説が原作で、監督のバルタサール・コルマウクル(Baltasar Kormakur、1966年生まれ)さんが映画化を希望し、脚本をコルマウクルさんがオーラフソンさんと共同で手掛けた。
認知症で記憶が薄れゆく主人公が、かつて愛した大切な人が突然姿を消した謎を解き明かすため、アイスランド、イギリス、そして日本へと旅をする姿を描いた描いたラブストーリーだ。
物語は新型コロナウイルスの世界的流行が始まった頃の2020年。アイスランドでレストランを営むクリストファー(エギル・オーラフソン=Egill Olafsson=さん)はある日、初期の認知症と診断される。医師から「何かやり残したことはあるか」と問われたクリストファーは、ある人物を探すためロンドンに旅立った。
50年前の1969年、ロンドンで学生時代を過ごしていたクリストファー(パルミ・コルマウクル=Palmi Kormakur=さん)はアルバイト先の日本料理店を営む高橋の娘のミコと出会い、たちまち恋に落ちる。しかし、高橋は2人の交際に猛反対する。実はミコの両親は広島への原爆投下による被爆者であり、ミコは“被爆2世”であった。そんなミコの過去を知っても彼女を愛する気持ちに変わりはないクリストファーであったが、ある日、ミコと高橋は突然姿を消してしまった。
時は再び2020年、クリストファーは自分の記憶の中にミコがいるうちにもう一度彼女に会いたいと、ついに彼女の母国・日本の地に降り立つ。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、20日11時締め切り。21日10時から一般発売する。料金は全席指定で2200円均一。