【銀座新聞ニュース=2025年2月7日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は2月14日、TOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「トリリオンゲーム」の初日に監督、出演者による舞台あいさつを開く。
14日16時15分の回上映終了後に、監督の村尾嘉昭(よしあき)さんをはじめ、主人公「天王寺陽(ハル)」役の目黒蓮さん、ダブル主人公「平学(ガク)」役の佐野勇斗(はやと)さん、ドラゴンバンクの社長令嬢で「桐姫」と呼ばれる「黒龍キリカ」役の今田美桜(みお)さん、株式会社トリリオンゲームの社長「高橋凛々(リンリン)」役の福本莉子さんが舞台に登場してあいさつする。
ウイキペディアによると、「トリリオンゲーム」は、原作が稲垣理一郎さん、作画が池上遼一さんで、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて2021年1号より連載しているマンガが原作で、2024年11月時点でコミックスの累計発行部数は210万部を突破している。2023年7月より9月までTBS系列にてテレビドラマが放送され、そのドラマの続編が劇場版となる。
稲垣理一郎さんにとっては初の青年誌連載であり、「ビジネスシーンが舞台の現代劇で、清々しいくらい『金を儲けることが全て』に特化したものを作りたい」と考えたという。稲垣理一郎さんがネームを作り、池上遼一さんが作画を入れるという役割分担で、制作過程での最終決定権はシナリオとセリフは稲垣理一郎さん、絵やデザインは作画担当の池上遼一が持っている。
「次にくるマンガ大賞2021」でノミネートされ、2022年に「マンガ大賞2022」にて第6位、2024年に第69回小学館漫画賞を受賞している。劇場版ではテレビドラマ版に続いて原作者の稲垣理一郎さんが監修を手がけ、世界を覆すハッタリ男・ハルと気弱な凄腕エンジニア・ガクが日本初のカジノリゾート開発に挑む姿を劇場版オリジナルストーリーで描く。監督は村尾嘉昭さん、脚本は羽原大介さんが手掛けている。
物語は世界No.1企業の時価総額と同等の資産、1兆ドル(トリリオン、約150兆円)を稼いでこの世のすべてを手に入れるべく、さまざまな事業に挑戦しては予測不能な作戦で成功を重ねてきた天王寺陽(ハル)と平学(ガク)2人の。「トリリオンゲーム社」を日本トップクラスの大企業にまで成長させた2人は、日本初のカジノリゾート開発に挑むことに。
世界一のカジノ王・ウルフ(石橋凌さん)を次なるターゲットに定める彼らだったが、裏では2人の友情を引き裂く巨大な陰謀がうごめいていた。
村尾嘉昭さんは大阪府高槻市生まれ、2015年にテレビドラマ「結婚式の前日に」の演出を担当し、同年にテレビドラマ「マザー・ゲームー彼女たちの階級」、2016年にテレビドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」、2017年にレビドラマ「ラブホの上野さん」、テレビドラマ「リバース」、2018年にテレビドラマ「アンナチュラル」、2019年にテレビドラマ「Heaven?ーご苦楽レストラン」、2020年にテレビドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」、同年にテレビドラマ「死にたい夜にかぎって」の演出を担当した。
2021年にテレビドラマ「最愛 ディレクターズカット版」、同年にテレビドラマ「最愛」の演出、同年にテレビのショートショート劇場「こころのフフフ」の監督、同年にテレビドラマ「#家族募集します」の演出、同年に「西荻窪 三ツ星洋酒堂」、2022年にテレビドラマ「ファイトソング」、2023年に「【解説放送版】トリリオンゲーム」、同年にテレビドラマ「トリリオンゲーム」、2024年にテレビドラマ「無能の鷹」の演出、同年に「忍びの家 House of Ninjas」の監督、原案、2025年に「劇場版 トリリオンゲーム」の監督を手掛けている。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売中で、2月10日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生・専門学生1700円、高校生・3歳以上中学生まで、障がい者1200円、シニア1500円。プレミアボックスシートは1000円プラス。