大丸松坂屋画廊で川口絵里衣、坂本左衛門、星野明日香ら6人展

【銀座新聞ニュース=2025年2月6日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は2月6日から12日までアンドウトシキさんら6人による「GOLDEN SIX」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で2月6日から12日まで開かれる「GOLDEN SIX」のフライヤー。

今回は強い独自性を持ち、現代に生き、己が表現すべきものに対して真正面から向き合う6人の作家たちによる作品展を開く。出品するのは、デジタル(ジクレ+ミクストメディア)、ペン細密画、油彩、折り紙、ブックホールディング、グルーガンアートとさまざまな技法とアイデアと表現がつまった作品を描く作家だ。

ジクレーとミクストメディアで制作しているアンドウトシキ(安藤俊己)さん、ペンと鉛筆で美人画を描く、イラストレーター・ペン画家として活動している川口絵里衣(えりい)さん、ひも状の油絵の具の曲線が渦のように集まり、絵の具をしたたり落とす「ドリッピングアート」の坂本左衛門(さえもん)さん、折本クリエイターのD.Hinklay(ヒンクレー)さん、主に油彩画、水彩画、紙でのコラージュ、ドローイングなどの平面作品を制作している星野明日香さん、グルーガン(熱可塑性樹脂)を使った立体作品の水口麟太郎さん。。

アンドウトシキさんは1991年宮城県仙台市生まれ、2014年に宮城教育大学初等教育教員養成課程美術コースを卒業、2016年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻を修了、2014年から個展を開いている。

川口絵里衣さんは1990年青森県むつ市生まれ、アパレルのファッションデザイナーを経て、イラストレーター、ペン画家として活動、2017年より青森県むつ市の「元気むつ市応援隊応援プロデューサー」に就任している。2011年に倉敷ファッションフロンティア2011で優秀デザイン画賞、同年に「N1 MODE GRAND PRIX 2011」で最優秀賞、同年に第26回ファッション画コンクールで経済産業大臣賞、2017年に「Gallary art point 2017new selecthion」で大賞、2021年に「いい芽ふくら芽in TOKYO」で入賞、同年に美の起原展で入賞している。2014年から個展を開いている。

坂本左衛門さんは1986年福島県生まれ、2013年に多摩美術大学油画専攻を卒業、2015年に同大学大学院修士油画研究領域を修了、2022年に「いい芽ふくら芽ヤングアーティストin Tokyo」でグランプリを受賞、2017年から個展を開いている。

D.Hinklayさんは2013年から独学でブックフォールディングの制作をはじめ、折り紙の技法を尊重しており、作品制作においてページを切ることや、刃物を使用することは一切しない。ブックフォールディングに折り紙の技法を加え、ページを切ることや切れ込みを入れることはなく、1ページずつ折るだけで作品を作っている。

星野明日香さんは1988年埼玉県生まれ、2015年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域を卒業、2018年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻を修了、2023年に「Idemitsu Art Award 展 2023」で入選、2024年にFACE2025で審査員特別賞を受賞している。

水口麟太郎さんは1994年東京都生まれ、2017年に東京造形大学インダストリアルデザイン科を卒業、在学中にフランスのEcole-Boulle(エコール・ブール)国立工芸学校にてデザインを学び、2019年に「変体仮名」を用いた三次元書体のデザインで、辻仁成さん主催の「第3回アート&デザイン新世代賞」にて最優秀賞を受賞、2021年に「いい芽ふくら芽 in Tokyo 2021」で入選、同年にKENZAN2021で四季彩舎賞(2022年にKONOYO賞とroid works gallery賞)を受賞している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。