【銀座新聞ニュース=2025年4月16日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月16日から22日まで3階ギャラリーで「手工芸のある暮らし 春展」を開く。
毎年、春と秋の年2回開いている「手工芸のある暮らし展」で、今回はハンカチやファッション小物などのテキスタイルの「mamegoto(マメゴト)」(世田谷区代沢4-30-6)を主宰する神川敦子さん、陶芸、木工の「ヒロロ工房」(川越市宮下町2-11、氷川会館、049-226-1260)を主宰する陶芸家の石川覚子(さとこ)さん、吹きガラスによりガラスの器を制作している後藤あんなさんが、日々の暮らしに役立つ、そこにあることで心豊かになる手工芸の品々を展示販売する。
神川敦子さんは服飾学校を卒業後、レコード会社にデザイナーとして勤務し、CDジャケットやアーティストグッズなどを手がけ、2007年に独立し、「アンバーデザイン(UNBAR design)」を立ち上げ、企業の広告デザイン、パッケージ、雑誌などのイラストを制作、2015年に独自ブランドの「マメゴト」をスタートし、テキスタイルや洋服など布プロダクトを中心としたもの作りに取り組んでいる。
石川覚子さんは1971年愛媛県生まれ、1994年に武蔵野美術大学視覚デザイン専攻を卒業、1995年から2014年までやまわ陶芸教室(埼玉県川越市)で講師、2003年に埼玉県川越市に移り、2005年に静岡県浜松市にヒロロ窯を築窯し、「ヒロロ工房」を開設、2007年に埼玉県川越市に2基目を築窯した。
後藤あんなさんは1975年生まれ、1998年に東京ガラス工芸研究所吹きガラス教室を受講し、2001年にMCグラスラボ吹きガラス教室を受講し、2003年からMCグラスラボのスタッフとして務め、2005年に埼玉県美術展覧会で入選、2007年にテーブルウェアーフェステイバルで入選(2008年、2009年も入選)、2011年に「鶴美展」で奨励賞、2012年に埼玉女流工芸展で入選している。
開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。