【銀座新聞ニュース=2025年4月14日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は4月14日から19日まで「Monochrome・白と黒の世界展」を開いている。
今回は磯部隆さん、大久保宏美さん、田辺修さんをはじめ、17人の画家が「白黒」で描いた作品を展示する。
出展するのは磯部隆さん、大久保宏美さん、大島由美子さん、奥野由利さん、小野寺恵美さん、小鶴幸一さん、小林哲郎さん、作宮隆さん。
硯川秀人さん、関仁慈(ひとし)さん、田鶴濱(たつるはま)洋一郎さん、田辺修さん、長沢晋一さん、深尾良子さん、藤下覚(さとる)さん、古田由美子さん、渡邊佐和子さん。
磯部隆さんは1950年大阪府大阪市生まれ、元府立高校教諭で、2013年にモダンアート展で入選(2014年から2022年まで入選、2015年に会友に推挙、2018年に准会員に推挙、2022年に佳作賞)、2015年に全関西美術展で入選(2016年、2017年も入選)、2017年に京展で入選、現在、モダンアート協会絵画部准会員、茨木美術協会理事。
大久保宏美さんは1963年神奈川県横浜市生まれ、1985年に武蔵野美術短期大学油絵専攻を卒業、1986年に武蔵野美術短期大学専攻科を修了、修了制作で優秀賞、第9回JAG展で金賞(1987年に第10回でJAG賞)、1993年に神奈川県女流美術家協会展でQアート賞(1995年に協会賞、1997年に会員推挙、2002年に安藤為次賞、2008年に神奈川県立近代美術館賞)、1994年に神奈川独立美術展でS氏賞。
1997年に第65回独立展で新人賞(2000年に第68回、2002年第70回、2003年第71回、2005年第73回に奨励賞、2006年第75回に中山賞、2007年第75回に独立賞、2008年第76回に会員推挙)、2000年に現代日本美術展で新潟市美術館賞、同美術館買い上げ、2002年に朝日チューリップ展で大賞、2006年に第30回記念神奈川独立美術展で記念賞、現在、独立美術協会会員、神奈川県女流美術家協会会員、日本美術家連盟会員。
大島由美子さんは東京都荒川区生まれ、1986年に春陽会会員に推挙、2000年に安田火災美術財団で奨励賞、2018年に第95回春陽展で中川一政賞を受賞、現在、日本芸術家連盟会員、春陽会会員、日本建築家芸術工芸協会会員。
奥野由利さんは行動美術協会会員。
小野寺恵美さんは日本建築美術工芸協会会員。
小鶴幸一さんは1948年福岡県生まれ、1972年に武蔵野美術大学油画科を卒業、1974年にパリ国立美術大学に留学し、1985年にサロン・ドードンヌ会員になり、1987年にフランスの「カーニュ・シュル・メール国際絵画展」で審査委員賞を受賞、1991年に帰国し、青、緑、赤、白、黒の色面とグリッドによって制作している。
小林哲郎さんは1958年愛媛県生まれ、1981年に武蔵野美術大学油絵学科を卒業、1982年に第50回独立美術展に出品(以降5回出品)、1996年に第6回ART BOX大賞展に出品(以降4回出品、1997年にギャラリー賞)、2003年に第5回フィレンツェ賞展に出品(以降3回出品、2003年佳作賞、2008年ビアンキ賞)、2009年に(財)美術育成財団雪梁舎の支援にてイタリアで研修、2020年に第3回宝龍芸術大賞展(上海、宝龍芸術センター)で3等賞などを受賞している。
作宮隆さんは1954年石川県金沢市生まれ、1978年に金沢美術工芸大学商業デザイン専攻を卒業、これまでに朝日広告賞特別賞、日経広告賞第1席、日本環境賞銀賞、フジサンケイ広告賞優秀賞、ロンドン国際CMフェスティバルでファイナリストに選ばれている。
硯川秀人さんは1955年熊本県生まれ、専修大学経済学部を卒業、武蔵野美術短期大学を卒業、1983年に毎日現代美術展で大賞候補、1988年にロータリアン賞洋画展でロータリアン賞、1991年にTAMON(タモン)賞展で優秀賞、1994年にリキテックスビエンナーレで奨励賞、2006年に一陽展で赤津流賞などを受賞している。現在、一陽会会員、東京工芸大学非常勤講師、CAFネビュラ協会会員。
関仁慈さんは1976年茨城県生まれ、2001年から個展を開いている。また、「Trois Couleurs(トロワ・クリュール)」という音楽ユニットを美術家のTADASUKE(ただすけ)さん、布施新吾さんと組んで活動している。
田鶴濱洋一郎さんは1949年栃木県生まれ、1976年にフランスにわたり、パリのサロン・ドートンヌに出展、1977年から1978年にサロン・ド・ジュンヌバンチュールに出展、1979年に個展を開き、1988年に韓国・ソウル「88世界今日の美術展」に参加している、和紙と墨を使って抽象絵画を制作し、作品に題名をつけない。
田辺修さんは1940年山口県生まれ、1970年に武蔵野美術短期大学を卒業、1982年に日動画廊主催の第5回現代の裸婦展で大賞を受賞している。
長沢晋一さんは1949年埼玉県生まれ、1973年に武蔵野美術大学実技専修科を卒業、主体美術協会会員。
深尾良子さんは埼玉県さいたま市(旧浦和市)生まれ、女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻を卒業、1996年に茨城県展で入選(以降、2003年まで出品、1998年、1999年、2000年に奨励賞、2002年に特別賞)、1997年に女流画家協会展で入選(以降、2004年まで出品)、2000年に新製作展に入選、2002年に第1回利根山光人記念大賞ビエンナーレきたかみで入選、門前町現代きりえ特別展で優秀賞、2007年に新象展でクサカベ賞などを受賞している。現在、新象作家協会会員。
藤下覚さんは1970年埼玉県生まれ、2001年に第73回新構造展でクサカベ賞、2005年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科絵画コースを卒業、卒業制作で優秀賞、2010年に独立美術協会展で新人賞、2011年に上野の森美術館大賞展で優秀賞、2013年度に全国公募美術展秀作選で佳作賞などを受賞している。
古田由美子さんは1985年に女子美術大学芸術学部芸術学科造形学を卒業、現在、自由美術協会会員。自由美術協会会員。
渡邊佐和子さんは1946年東京都渋谷区生まれ、1984年より森田子龍(1912-1998)、井上有一(1916-1985)らが創立した「墨人会」に参加し、1986年から2018年まで墨人展に出品、1996年から2015年まで「書と尺八」を主催、2007年より「NAU21世紀美術連立展」に参加、2007年にフィンランド・ヘルシンキで個展、2010年にスイス・バーゼルで個展を開いている。墨人会員。
開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。