日比谷「ゲシュタルト」完成披露で佐藤新、渡邉美穂ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2025年4月19日】中堅の映画配給会社、ナカチカピクチャーズ(中央区日本橋堀留町2-9-2、03-3663-3734)は5月12日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「青春ゲシュタルト崩壊」の完成披露上映会を開く。

6月13日から一般公開される「青春ゲシュタルト崩壊」((C)映画「青春ゲシュタルト崩壊」製作委員会)。

12日18時からの上映前に、平明高校2年の「朝比奈聖」役の佐藤新さん、平明高校2年生で聖の同級生、女子バスケット部所属の「間宮朝葉」役の渡邉美穂さん、平明高校の養護教諭「雨村叶乃(かなの)」役の瀬戸朝香さん、朝葉の母「間宮葉子」役の戸田菜穂さん、平明高校の朝葉の同級生で、朝葉と同じ女子バスケット部所属「金守杏里」役の田辺桃子さん、平明高校1年「中条月加」役の新井美羽さん、聖の幼馴なじみ「山下祈」役の藤本洸大さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「青春ゲシュタルト崩壊」は作家の丸井とまとさんが小説投稿サイト「野いちご」(スターツ出版が2007年から運営)でケータイ小説として公開し、2021年に第5回野いちご大賞を受賞、2021年6月にスターツ出版から単行本が刊行され、2023年9月にはスターツ出版文庫化されている同名の小説が原作となっている。

「美少女図鑑」(テクスファームファウンデーションが2020年6月に「美少女図鑑」に社名変更し、運営)による短編ドラマ制作プロジェクト「美少女物語」とスターツ出版のタイアップ企画として、2022年9月に約17分の短編映画が制作、配信されている。

今回の映画は映像制作会社「アックスオン」に所属する鯨岡弘識(くじらおか・ひろのり)さんが監督を務め、三浦希紗さんが脚本を手掛けている。主演は「TOBE(トゥービー)」所属のアイドルグループ「IMP.(アイエムピー)」の佐藤新(あらた)さんとアイドルグループ「日向坂46」の元メンバーの渡邉美穂さんが務め、個性を押し殺しすぎて自分の顔が認識できなくなる「青年期失顔症」になった少女が、新たな出会いを通して成長していく姿を描いている。

物語は高校2年生の間宮朝葉が青年期失顔症を発症するが、その事実を周囲に知られることを恐れ、1人で悩んでいた。そんな彼女の異変に唯一気づいたのは、派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられている同級生・朝比奈聖だった。

朝葉は聖に振り回されながらも、少しずつ自分自身を見つめ直していく。一方の聖も彼女と一緒に過ごすうちに、ずっと抱えていた“あること”と向きあうようになる。

チケットはローソンチケットでスマホによる抽選の申し込みを受付中で、20日23時59分締め切り。料金は全席指定で2500円均一。