ピカデリ「裏社員」完成披露で「WEST.」、恒松祐里ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2025年4月18日】国内映画業界第3位の松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル)は4月23日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「裏社員。-スパイやらせてもろてます」の完成披露イベントを開く。

5月2日から一般公開される「裏社員。-スパイやらせてもろてます」((C)2025「裏社員。スパイやらせてもろてます」製作委員会)。

23日18時からの上映前に、監督の瑠東東一郎(るとう・とういちろう)さんをはじめ、「WEST.」のメンバーで商店街の住人「陽一郎」役の重岡大毅さん、阿川建設の裏社員「宴」役の桐山照史(あきと)さん、「ジン」役の中間淳太さん、阿川建設の裏社員「宝田」役の神山智洋さん、川端建設の裏社員「チャラ」役の藤井流星さん、阿川建設の裏社員「詳敷」役の濵田崇裕(たかひろ)さん、商店街の住人「マコト」役の小瀧望(のぞむ)さん。

喫茶店の看板娘でヒロイン「片瀬サクラ」役の恒松祐里(つねまつ・ゆり)さん、宴の元同僚「羽根田美里」役の剛力彩芽さん、商店街会長「兵頭平八」役の竹中直人さんが舞台に登場してあいさつをする。

eiga.comによると、「裏社員。-スパイやらせてもろてます」はアイドルグループ「WEST.(ウエスト)」のメンバー7人が全員で主演を務めるオリジナル映画で、監督は瑠東東一郎さん、脚本は我人祥太さんとモラルさんが共同で手掛けている。作品は表向きには解決できない問題を秘密裏に処理する、「裏社員」と呼ばれる会社員たちが、複合商業施設建設のためシャッター商店街を取り壊すという社命のために奮闘する姿を描く痛快アクションコメディとしている。

物語は複合商業施設建設のため、さびれたシャッター商店街を取り壊すよう社長(藤原紀香さん)から指令を受けた阿川建設の裏社員。しかし、ライバル社の川端建設も同じ目的で裏社員を商店街に潜入させていた。

町の大地主をターゲットに裏社員同士が火花を散らすものの、なぜか動けば動くほど商店街の住人たちに愛されてしまう裏社員たち。一方、潰れかけの商店街には、立て直しを図ろうとする熱血漢や、謎多き訳あり男、その2人に恋心を抱かせる幼なじみや婚約者らも現れて・・・。それぞれが騙し合い、手を組むことで、事態は思わぬ方向へと転じていく。

ウイキペディアによると、瑠東東一郎さんは1979年兵庫県西宮市生まれ、2002年に関西学院大学を卒業、「メディアプルポ」に所属し、2017年に「劇場版 新・ミナミの帝王」を監督、2019年に「劇場版 おっさんずラブーLOVE or DEAD」を監督、2022年に「バイオレンスアクション」、2023年に「Gメン」を監督している。

テレビドラマでは2009年に関西テレビ系の「DRAMADA-J いつかの友情部、夏。」を監督したのをはじめ、関西テレビ系のドラマを多く手がけ、2018年にテレビ朝日系「おっさんずラブ」の演出により、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞(山本大輔さん、Yuki Saitoさんと共に)を受賞している。

チケットはチケットぴあを通じて4月19日10時から一般発売する(先着)。料金は全席指定で2200円均一。