ヴァニラでQpa「BL」展、おわる、楔ケリ、ぼすこら出品

【銀座新聞ニュース=2025年5月3日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は5月3日から25日まで「Past&Latest works Exhibition-Qpa Expo 2025」を開く。

ヴァニラ画廊で5月3日から25日まで開かれる「Past&Latest works Exhibition-Qpa Expo(パースト・アンド・レイティスト・ワークス・エクシビション・クパ・エキスポ)2025」のフライヤー。

竹書房(千代田区三番町8-1、三番町東急ビル、03-3264-1576)が2011年から毎月24日に配信しているボーイズ・ラブ(BL)のデジタルマンガコミック「Qpa(クパ)」で、BLマンガを連載している4人のマンガ家の作品を展示する。

すでに大阪で4月16日から27日まで開いており、それに続いてヴァニラ画廊で5月に女流のおわるさん、楔(くさび)ケリさん、「あまキュンエロの女王」と呼ばれる高崎ぼすこさん、はらださんの4人のBLマンガ家のカラー作品、コミックを彩った名シーン、展覧会のための描き下ろし作品(一部)を展示販売する。また、限定グッズも販売する。

おわるさんは2012年に竹書房「Qpa」で商業デビューし、現在まで「Qpa」を中心にBLマンガで活躍し、現在も「Qpa」にて「ストリーミング ラブアディクション」を連載している。

楔ケリさんは2016年10月に「狂い鳴くのは僕の番」(竹書房)でデビューし、2017年4月に「制服をまとえば、うまく嘘がつけたのに。」(道玄坂書房)、同年11月に「狂い鳴くのは僕の番;β1」(竹書房)、2018年5月に「グッバイ・ハーレキン」(一迅社)、2019年2月に「狂い鳴くのは僕の番;β2」(竹書房)、同年4月に「メメントスカーレット」(竹書房)、2020年11月に「狂い鳴くのは僕の番;β3」(竹書房)、2021年5月に「パパセクスキャラメリゼ」(新書館)、2023年4月に「狂い鳴くのは僕の番;Re1」(竹書房)、同年11月に「メメントスカーレット-ripe」(竹書房)などを刊行している。現在、「メメントスカーレット-ripe」と「傷だらけの夜にキスして。」を連載している。

高崎ぼすこさんは東京都生まれ、2013年1月にボーイズラブのQpa collection「いとしい、ということ」でデビューし、2015年5月に「オマエは羊。」を刊行、同年6月に「たどるゆび」、同年8月に「おねだりする本」、2016年10月に「暫定ボーイフレンド」、同年11月に「それでも俺のものになる1」、2018年9月にQpa edition「オマエは羊。」、同年10月に「とろけるくちびる」、2020年12月に「とろけるくちびる more melty」などを刊行し、そのほかに多くのBL小説家の挿絵や表紙を手がけている。2022年10月に「それでも俺のものになる」が完結、現在、「とろけるくちびる-raise」を連載している。

はらださんは2013年からBLマンガを描きはじめ、2014年に単行本「変愛」で本格デビューし、その後、「やたもも」(2014年)、「好きなひとほど」(2014年)、「やじるし」(2015年)、「よるとあさの歌」(2015年)などの作品を発表している。現在、「ハッピークソライフ」を連載している。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日は17時)。入場料はオンライン(https://t.livepocket.jp/t/xpz-a)で800円で時間が指定される。また、当日券は1000円。各マンガ家の等身大パネルを日替わりで展示する。会期中無休。