【銀座新聞ニュース=2025年6月4日】大手情報会社のリクルートホールディングス(千代田区丸の内1-9-2、グラントウキョウサウスタワー、03-6835-1111)傘下のリクルート(2021年4月1日付でリクルートライフスタイルを統合、千代田区丸の内1-9-2、03-6835-3000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」はこのほど、4月の「外食市場調査」を発表した。

モンテローザは8月31日まで「目利きの銀次東京駅日本橋3丁目店」(中央区日本橋3-3-3、八重洲山川ビル、03-3270-6788)など「目利きの銀次」で「国産ふぐフェア」を開いている。国産真ふぐの「てっさ(ふぐ刺し)」(税込1868円)や「焼きふぐ二種盛りー真ふぐブツととらふぐアラ身」(1648円)、「てっちり(ふぐちり鍋)-真ふぐブツととらふぐアラ身」(1人前2198円)、「国産とらふぐ皮ぽん酢」(493円)、「国産天然真ふぐ唐揚げ」(878円)などがある。
それによると、4月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比3.9%増の3040億円と2カ月ぶりにプラスだった。また、3月に続いて2カ月連続で3000億円台を維持している。
さらに、コロナ禍前の2019年4月比では11.3%減(2019年3月比13.8%減、2月比6.8%減、1月比5.4%減、12月比11.8%減、11月比11.5%減、10月比6.1%減、9月比9.1%減、8月比13.1%減、7月比16.2%減、6月比14.9%減、5月比8.5%減、4月比14.6%減、3月比11.8%減、2月比13.4%減、1月比11.4%減、2023年時の2019年12月比10.3%減、11月比18.8%減、10月比11.9%減、9月比11.9%減、6月比20.4%減、5月比16.0%減、4月比21.3%減)と3月比より改善した。
外食単価は同37円安の2872円で、2024年12月以来、4カ月ぶりに前年より下がった。前月比でも89円安だった。外食単価が3000円を割るのは3カ月続けて。外食実施率は68.9%、前年比で0.6ポイント増(前月比0.9ポイント増)と2カ月ぶりに前年を上回った。前年12月(71.2%)に9カ月ぶりに70%超となったが、1月(68.8%)、2月(67.6%)、3月(68.0%)、4月(68.9%)と4カ月連続で60%台となっている。
外食頻度(外食回数)は月に3.90回と前年よりも0.17回増えているが、前月比では0.08回減っている。また、延べ外食回数は2019年4月比19.6%減の1億584万回(2019年3月比23.2%減、2月比19.4%減、1月比20.0%減、12月比17.7%減、11月比22.5%減、10月比17.3%減、9月比21.1%減、8月比24.0%減、7月比22.3%減、6月比22.9%減、5月比22.7%減、4月比23.5%減、3月比20.1%減、2月比21.7%減、1月比19.5%減)と3月に比べて改善した。
外食市場規模の圏域別では首都圏が1917億円(同4.8%増、2カ月ぶりプラス)、関西圏が754億円(同3.5%減、7カ月ぶりマイナス)、東海圏が370億円(同16.7%増、2カ月ぶりプラス)と首都圏と東海圏が前年を上回った。
主要16業種(調査は26分類)を対象とした3圏域の外食市場規模は食事主体の「中華料理店(ラーメン専業店は除く)」が同38億円増の228億円、飲酒主体の「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げ等、飲酒メインの業態含む)」が同37億円増の636億円、「ファミリーレストラン、回転すし等」が同33億円増の245億円など、10業種が前年同月を上回った。
これに対して、食事主体の「フレンチ・イタリアン料理店(ファミリーレストラン以外)」が16億円減の207億円、食事主体の「その他各国料理店」が6億円減の29億円、食事主体の「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」が5億円減の163億円など、6業種が前年同月を下回った。

チョーヤ梅酒が運営する梅酒カクテル専門店「The CHOYA 銀座BAR」(中央区銀座5-6-5、NOCO7階、03-3573-8015)で6月6日(梅の日)から10月5日まで「星空の梅かき氷」(チャージ料込みで税込2090円)を販売する。完熟梅とクランベリーやバタフライピーで作ったジュレ層に、バタフライピーとブルーベリーのフルーツ氷層と梅抹茶ミルクのエスプーマ層を重ね、星型のラムネと梅あられを散りばめ、フローズン完熟南高梅を1粒添えてある。それと3種類のオリジナル梅酒シロップ(檸檬梅、.至極の梅、パインイチゴ梅)がセットになっている。添えたフローズン南高梅をクラッシュすると、強烈な酸味の梅エキスが飛び出る。ほかに、梅酒カクテルやノンアルコール梅酒カクテルなど100種類以上のドリンクが2時間30分飲み放題付きの「梅づくしアフタヌーンティー&ハイティー」コース(平日チャージ込みで5700円、金曜日から日曜日、祝日同じく6200円)にも「星空の梅かき氷」をデザートして選べる。
外食単価は食事主体の「和食料理店(すし、割烹、郷土料理専門店等)」が325円高の4634円、飲酒主体の「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げ等、飲酒メインの業態含む)」が同216円高の4213円、食事主体の「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」が同212円高の3887円など、11業種が前年同月を上回った。
これに対して、食事主体の「その他各国料理店」が同344円安の3405円、食事主体の「アジアン料理店」が同188円安の2883円、食事主体の「フレンチ・イタリアン料理店(ファミリーレストラン以外)」は同143円安の4691円など、5業種が前年同月を下回った。
調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。
実施時期は事前調査を3月14日から4月7日まで50万0534件を対象に行い、回収数が2万8535件(回収率は5.7%)。本調査は4月30日から5月13日まで1万0343件を対象に実施し、回収数が7178件、回収率は69.4%、有効回答数が7111件だった。
本調査での「外食(実施率)」とは、夕方以降の時間帯で店で食事した場合を対象とし、1日2回までの外食を含んでいる。また、2019年4月から調査対象にコンビニ、スーパーなどの「イートイン」の選択肢を追加している。