日比谷「ドールハウス」初日に長澤まさみ、瀬戸康史ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2025年6月7日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は6月13日、TOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「ドールハウス」の初日に、長澤まさみさん、瀬戸康史さんらによる舞台あいさつを開く。

6月13日から一般公開される「ドールハウス」((C)2025 TOHO CO.,LTD.)。

6月13日15時25分の回上映終了後に、監督で脚本も手掛けた矢口史靖(しのぶ)さんをはじめ、「鈴木佳恵」役の長澤まさみさん、鈴木佳恵の看護師の夫「鈴木忠彦」役の瀬戸康史さん、鈴木佳恵と鈴木忠彦の新たな娘「鈴木真衣」役の池村碧彩(あおい)さん、鈴木忠彦の母親「鈴木敏子」役の風吹ジュンさんが舞台に登場してあいさつをする。

ウイキペディアによると、「ドールハウス」は監督・原案・脚本が矢口史靖さんが手掛け、亡き娘に似た人形に翻弄される家族の恐怖を描いたミステリー映画。公式サイトによると、長澤まさみさんが脚本の面白さに出演を熱望したという。ポルトガルの第45回ポルト国際映画祭でグランプリとなる「Best Film Award(ベスト・フィルム・アワード)」を受賞している。

物語は5歳の娘・芽衣を事故で亡くした鈴木佳恵と看護師の夫・忠彦だが、悲しみに暮れる日々を過ごしていた佳恵が、骨董市で芽衣に似たかわいらしい人形を見つけて購入し、我が子のように愛情を注ぐことで元気を取り戻していく。

しかし、佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、2人は人形に見向きもしなくなる。やがて、5歳に成長した真衣が人形と遊びはじめると、一家に奇妙な出来事が次々と起こるようになる。人形を手放そうとしたものの、捨てても供養に出してもなぜか戻ってきてしまう。佳恵と忠彦は専門家の助けを借りながら、人形に隠された秘密を解き明かしていくが……。

矢口史靖さんは1967年神奈川県伊勢原市生まれ、東京造形大学時代に8ミリの自主映画制作を始め、1990年に「雨女」が「ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード」のグランプリを受賞、1993年に第7回PFFスカラシップ作品「裸足のピクニック」で、劇場映画監督デビューし、2001年に男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する「ウォーターボーイズ」で日本アカデミー賞の最優秀音楽賞(松田岳二さんと冷水ひとみさん)、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀主演男優賞と新人俳優賞(妻夫木聡さん)、優秀録音賞を受賞した。

2004年に「スウィングガールズ」で、日本アカデミー賞の最優秀脚本賞、最優秀音楽賞(ミッキー吉野さん、岸本ひろしさん)、最優秀録音賞(郡弘道さん)、最優秀編集賞(宮島竜治さん)、話題賞と優秀作品賞、優秀監督賞、新人俳優賞(上野樹里さんと平岡祐太さん)を受賞、2008年にオリジナル脚本のコメディ作品「ハッピーフライト」、2012年に「ロボジー」、2017年に「サバイバルファミリー」、2019年に「ダンスウィズミー」などを監督している。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を発売中で、9日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生・専門学校生1700円、高校生、3歳以上、障がい者1200円、シニア1500円。。プレミアボックスシートは1000円プラス。