とっとり新橋館で鳥取県が梨フェア、20世紀梨のジュースや試食

【銀座新聞ニュース=2025年9月5日】鳥取県(鳥取県鳥取市東町1-220、0857-26-7111)は9月4日から26日まで「とっとり・おかやま新橋館」(港区新橋1-11-7、新橋センタープレイス、03-6280-6474)で「とっとり梨フェア」を開く。

鳥取県が8月22日に開いた梨の査定会で、今年の平均糖度は11.7度と高い糖度を記録し、「非常に甘い仕上がり」とされた梨を26日まで「とっとり・おかやま新橋館」で販売している。

「二十世紀梨」の生産量では日本1の鳥取県が「とっとり梨フェア」を開き、9月9日から23日まで1階店頭で「蛇口から梨ジュース」を提供する。税込500円にて専用カップで蛇口のジューススタンドから「二十世紀梨」の梨ジュースを注げる。

梨の試食会も開く。6日、13日、20日の11時と15時から1階の店頭で、「二十世紀梨」やあたらしい品種の「新甘泉(しんかんせん)」(「筑水」に「おさ二十世紀」を交配して育成されたもので、2008年に品種登録された。やや早生種で、育成地の鳥取県北栄町では8月下旬に成熟する。甘味はかなり高く、酸味は中程度で果汁が多い)などの試食会を開く。

2階のビストロ・カフェ「ももてなし家」(03-6280-6475)では、鳥取県産梨を使ったスイーツを提供する。「梨のパフェ」(1740円)、カスタード&生クリームのタルトに焼き梨を乗せたタルト「梨のタルト」(850円)。また、9月13日からプレミアムな梨パフェも登場する。その他、「梨のスムージー」や、梨の味をそのまま楽しめる「そのまんま梨」も提供する。

ウイキペディアによると、「二十世紀梨」は青梨系の中生種で、和梨生産の5%を占める生産量第5位の品種。鳥取県産梨では8割を占める。1888(明治21)年に千葉県大橋村(現在の松戸市)で、当時13歳の松戸覚之助(1875-1934)が、親類宅のゴミ捨て場に芽を出している梨の苗木があるのを発見し、移植して育てた。覚之助はこれを「新太白」と名付けたが、実がなった1898(明治31)年に農学士の渡瀬寅次郎(1859-1926)によって、来たる新世紀(20世紀)における代表的品種になるであろうとの観測と願望を込めて新たに「二十世紀梨」と命名された。

その後、1904年に梨農家の北脇永治(1878-1950)によって鳥取県に導入され、鳥取県の特産品となった。同県倉吉市には専門のミュージアム「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」(倉吉パークスクエア内)があり、花は鳥取県の県花に指定されている。

また、鳥取県では毎年8月に露地栽培の「二十世紀梨」の出来栄えを確認する査定会を開いており、2025年は8月22日に査定会が開かれ、2025年の平均糖度は11.7度と、2006年以降の県内査定会においてもっとも高い糖度を記録し、「非常に甘い仕上がり」と発表された。

営業時間は1階が10時から21時。2階のビストロ・カフェ「ももてなし家」が11時から21時30分。