日比谷「ひゃくえむ」初日に松坂桃李、染谷将太ら声優挨拶

【銀座新聞ニュース=2025年9月5日】国内最大の放送グループ、フジ・メディア・ホールディングス(港区台場2-4-8)グループの映像、音楽ソフトメーカーのポニーキャニオン(港区六本木1-5-17、03-6230-9700)と中堅の映画配給会社のアスミック・エース(港区六本木6-1-24、ラピロス六本木)は9月19日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「ひゃくえむ。」の初日に松坂桃李さん、飛羽さん、藤本洸大さんらによる舞台あいさつを開く。

9月19日から一般公開されるアニメ「ひゃくえむ。」((C)魚豊・講談社/「ひゃくえむ。」製作委員会)。

19日17時30分の回上映前に、監督の岩井澤健治さんをはじめ、声優で主人公の100メートルの中学陸上界のトップ選手「トガシ」役の松坂桃李(とおり)さん、転校生でトガシと一緒に練習を重ねる「小宮」役の染谷(そめたに)将太さん、100メートル元日本代表の親を持つ中学陸上界のスター選手だったが、進学した高校で陸上部の幽霊部員となっている「仁神」役の笠間淳さん、トガシが通う高校陸上部の先輩部員「浅草」役の高橋李依(りえ)さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「ひゃくえむ。」はマンガ家の「魚豊(うおと)」さんが2018年11月6日から2019年8月6日までウェブコミックサイト「マガジンポケット」(講談社)にて連載されたマンガで、魚豊さんの連載デビュー作となった。

連載当時の「マガジンポケット」ではスポーツマンガ人気ジャンルでなかったことなどから、PV数が伸び悩み、2019年3月には単行本が発刊されないことが決定した。しかし、魚豊さんがこの事実を伝えた投稿はTwitter(ツィッター)で反響を呼び、結果としてアプリ内の評価数も増えたことから、一転して刊行が決定し、2019年6月から10月まで全5巻が刊行された。

「ひゃくえむ。」は陸上競技の世界で「100メートル」という一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いたスポーツマンガをアニメ映画化した。監督が岩井澤健治さんで、
脚本はむとうやすゆきさんが手掛けた。キャラクターデザインと総作画監督は小嶋慶祐(けいすけ)さん、美術監督は山口渓観薫(けいかんくん)さんが担当している。

物語は生まれつき足が速く、友達も居場所も当たり前のように手に入れてきたトガシと、つらい現実を忘れるためがむしゃらに走り続けていた転校生の小宮。トガシは小宮に速く走る方法を教え、放課後に2人で練習を重ねていく。

打ち込めるものを見つけた小宮は貪欲に記録を追うようになり、いつしか2人は100メートル走を通じてライバルとも親友ともいえる関係となる。数年後、天才ランナーとして名を馳せたトガシは、勝ち続けなければならない恐怖におびえていた。そんな彼の前に、トップランナーのひとりとなった小宮が現れる。

岩井澤健治さんは1981年東京都生まれ、高校卒業後、実写映画のスタッフとして石井輝男監督(1924-2005)に師事し、その傍ら独学でアニメ制作を始め、2008年に短編「福来町、トンネル路地の男」を発表した。長編第1作となる「音楽」(2020年)は監督、脚本、絵コンテ、キャラタクターデザイン、作画監督、美術監督、編集を務め、自主制作体制で7年半の歳月をかけて完成し、2020年1月11日より劇場公開され、約9カ月に渡ってロングラン上映された。

2023年にはマンガ家の新井英樹さん短編マンガの原作「ひな」(英題:Hina is Beautiful)を企画、約3分のパイロット・フィルムを元に企画・提案、資金調達と長編アニメ映画化をめざし、2023年のカンヌ国際映画祭アヌシー・アニメーションショーケースで上映された。「ひゃくえむ。」が長編アニメ3作目となる。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、7日23時59分締め切り。料金は全席指定で2200円均一。プレミアボックスシートは1000円プラス。