大丸松坂屋画廊で板倉文香、柳田補、嶌瀬香ら「喜びの詩」展

【銀座新聞ニュース=2025年10月8日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は10月9日から15日まで板倉文香さんらによる「Sense of Felice 喜びの詩」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で10月9日から15日まで開かれる「「Sense of Felice(センス・オブ・フェリス)喜びの詩」のフライヤー。

今回は、「日常にふと訪れる小さな幸福から、果てしなく広がる夢の彼方まで、多彩な作家がそれぞれの詩を紡ぎ、重なり合う響きは、見る人の心に温かな余韻を残し、生きる歓びのかたちを静かに照らし出す」作品を展示販売する。

今回、出品するのは板倉文香(あやか)さん、七尾尚子さん、森ゆだねさん、九鬼匡規(まさちか)さん、岡啓介さん、

柳田補(たすく)さん、嶌瀬(しませ)香さん、舘山浩丈(ひろたけ)さん、鏡泰裕(やすひろ)さん、前田葉月さん、辻信之さんら。

板倉文香さんは1994年広島県生まれ、尾道市立大学美術文化学部美術学科日本画専攻を卒業、独自の世界を鉛筆モノクロ-ムで表現している。

七尾尚子さんは千葉県生まれ、多摩美術大学日本画を卒業、2018年にかわうそ新人賞2018で次点に選ばれている。

森ゆだねさんは愛媛県松山市生まれ、2005年に広島市立大学大学院学術研究(日本画)を修了、同年に第60回春の院展で初入選(以降4回入選)、同年に個展、2010年に第95回再興院展で初入選(以降2回入選)、現在、日本美術院院友。

九鬼匡規さんは兵庫県生まれ、独学にて制作活動を始め、2017年にかわうそ新人賞2017で佳作を受賞している。

岡啓介さんは1962年香川県生まれ、1986年に香川大学教育学部を卒業、2002年に同大学大学院を修了、2008年に新構造展で文部科学大臣賞、2018年にかわうそ新人賞2018で月刊美術賞などを受賞している。

柳田補さんは1948年愛媛県砥部町生まれ、1966年松山南高校デザイン科卒業、1986年にフランス・サロン・ドートンヌに入選している。

鏡泰裕さんは1959年北海道生まれ、1981年に第1回日本グラフィック展で入選(1982年に佳作、1983年に奨励賞、1984年に佳作)、1984年に84イラストレーション展で入選(1985年に入選、1986年に銅賞)、1994年にFCC賞(海外広告賞)で特別賞、1997年にフランス・ヴィクトルユゴー文学記念展で入選。

2008年に第84回白日会展で初入選(2011年、2012年、2013年に入選、会友に推挙、2015年に準会員に推挙、2016年に会員推挙、損保ジャパン興亜美術財団賞、富田賞)、2018年に改組第5回日展で初入選(2019年、2020年に入選)、2019年にFACE2020損保ジャパン日本興亜美術賞でオーディエンス賞などを受賞している。

嶌瀬香さんは1999年東京都生まれ、2021年に大正大学文学部を卒業、2021年にかわうそ新人賞2021で優秀賞と準グランプリ、二科展で入選している。

舘山浩丈さんは1973年埼玉県川越市生まれ、白日展で入選、第23回全国サムホール公募展で大賞などを受賞している。

前田葉月さんは2000年広島県生まれ、2021年に第3回日本文藝アートコンペティションで奨励賞、2023年に広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻を卒業、卒業制作で優秀賞(買い上げ賞)、2021年に「第107回光風会展」で光風賞を受賞している。

辻信之さん1969年神奈川県横浜市生まれ、大学卒業後、ゲームソフト開発会社にCGディレクターとして勤務し、2019年にかわうそ新人賞で優秀賞を受賞している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。