【銀座新聞ニュース=2025年11月3日】中堅の映画配給会社、キノフィルムズ(新宿区西新宿6-5-1、新宿アイランドタワー、03-5908-2262)は11月10日にTOHOシネマズ日本橋(中央区日本橋室町2-3-1、コレド室町2、050-6868-5060)で「てっぺんの向こうにあなたがいる」の公開を記念して、吉永小百合さん、佐藤浩市さんらによる舞台あいさつを開く。
10日18時30分の回上映前に、監督の阪本順治さんをはじめ、主人公の女性登山家「多部純子」役の吉永小百合さん、純子の夫「多部正明」役の佐藤浩市さんが舞台に登場してあいさつする。
「eiga.com」などによると「てっぺんの向こうにあなたがいる」は吉永小百合さんの124本目となる映画出演作で、女性で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰の登頂に成功した登山家・田部井淳子(1939-2016)をモデルに、人生のすべてを懸けて“てっぺん”に挑み続けた女性登山家の姿を描いたドラマ。
吉永小百合さんが主演した「北のカナリアたち」でメガホンを取った阪本順治さんが監督を務め、同作以来13年ぶりに吉永小百合さんとタッグを組んだ。田部井淳子の著書「人生、山あり“時々”谷あり」(潮出版社、2015年)を原案に、坂口理子さんが脚本を手掛けた。
物語は1975年、エベレスト日本女子登山隊の副隊長兼登攀隊長として、世界最高峰エベレストの女性世界初登頂に成功した多部純子。その偉業は世界中を驚かせ、純子自身や友人、家族たちに光を与えたが、同時に深い影も落とすこととなった。登山家としての挑戦はその後も続き、晩年には闘病生活を送りながら、余命宣告を受けた後もなお、純子は笑顔で周囲を巻き込み、山に登り続けた。
ウイキペディアによると、阪本順治さんは1958年大阪府堺市生まれ、横浜国立大学教育学部を中退、在学中から映画の制作現場で美術助手や助監督として参加するかたわら、自主映画を制作した。 1989年に「どついたるねん」で監督デビュー、芸術選奨文部大臣新人賞、日本映画監督協会新人賞、ブルーリボン賞最優秀作品賞などを受賞、2000年に 藤山直美さん主演の「顔」で2001年度第24回日本アカデミー賞最優秀監督賞などを受賞した。
2002年に日韓合作映画「KT」を監督 し、2008年にタイでの幼児売買春と臓器密売を扱った「闇の子供たち」を手がけ、2010年に「座頭市 ラスト(THE LAST)」を担当し、2012年に「大鹿村騒動記」で最後の出演作となった原田芳雄(はらだ・よしお、1940-2011)が日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、会長特別賞を受賞した。
同年に吉永小百合さんを主演に迎えた東映創立60周年記念映画「北のカナリアたち」で、最優秀音楽賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞を受賞し、2015年にドキュメンタ リー映画「ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年」が第28回東京国際映画祭のパノラマ部門にて上映され、2023年に長編映画「せかいのおきく」が第22回ニューヨーク・アジアン映画祭にて上映され、生涯功績賞を受賞、2025年に紫綬褒章を受章している。
チケットは2日からインターネットで販売し、劇場窓口でも販売している。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1500円、高校生・3歳以上中学生、障がい者1000円、シニア1300円。
